ひろく一般のみなさまへ

言問学舎から一般の方へのお知らせです。

お待たせしました!<『山月記』サポート篇C〜李徴の「詩」について>を公開しました!

2014年10月18日

 現在、10月18日土曜日から19日日曜日へと、日付が変わる頃ですが、中間テストのために勉強しておられる方も多いと思いますので、お約束しておりました<『山月記』サポート篇C〜李徴の「詩」について>を『国語力.com』上にアップしたことをお知らせし、いつものように一部をご紹介致します。


 今回、今年のサポート篇のしめくくりとして、李徴の「詩」、すなわち作品中にあらわれる即興の詩の解釈(現代語訳)と、詩人たる李徴が「第一流の作品」を書くために、何をなすべきだったのかということを、詩歌にたずさわる身として自戒をこめながら、お話ししたいと思います。

 はじめに、李徴が袁傪を前に即興で詠じた詩(七言律詩)を、見てみましょう。

<原文と書き下し文>
 偶因狂疾成殊類   偶(たまたま)狂疾に因りて 殊類と成る
 災患相仍不可逃   災患相仍(よ)り 逃るべからず
 今日爪牙誰敢敵   今日爪牙(さうが) 誰(たれ)か敢(あ)へて敵せん
 当時声跡共相高   当時声跡 共に相高し
 我為異物蓬茅下   我は異物と為(な)る 蓬茅(ほうぼう)の下(もと)
 君已乗軺気勢豪   君は已(すで)に軺(えう)に乗りて 気勢豪なり
 此夕渓山対明月   此(こ)の夕べ 渓山 明月に対し
 不成長嘯但成嘷   長嘯(ちょうせう)を成さず 但(た)だ嘷(かう)を成すのみ

<現代語訳>
 自分は偶然、精神の疾患があったために、人間でない身となってしまった。
 生まれ持った特質と不幸な誘因が重なったためで、もはや逃れることはできない。
 今、虎である自分の爪と牙に、刃向うものは誰もいない(そんな「獣」の身だ)。
 ああ、あの頃、君と自分とは、ともに俊才の名声を勝ち得ていた。
 しかし我は異形の者となり、路傍の草むらに身を隠している。
 一方君は、すでに高い身分の証である車上にあって、勢い盛んだ。
 この宵、自分はこの深い谷山の上に光る名月に対しながら、
 もはや長嘯を為すこともなく、ただ獣の叫び声を上げるばかりだ。

 
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