ひろく一般のみなさまへ

言問学舎から一般の方へのお知らせです。
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『スーパー読解「山月記」』の読後評をご案内致します➀(不定期)

2025年07月13日

 言問学舎の、真の国語を教える国語教材『スーパー読解「山月記」』は、お蔭様で発売一週間後に取次から追加注文をいただくなど、大好評です。版が出来上がる前から本文の「読解シート」で定期テストの対策をしていた生徒たちも、順調にテストをクリアしたと報告してくれています。

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 編著者、すなわち言問学舎舎主小田原漂情の昔からの友人ですが、国語・文学を深く学び、長く教育現場で国語を教えている人から、以下のコメントを送ってもらいました。

・本文に即した、わかりやすい注釈、
・主人公李徴の葛藤・煩悶・後悔と言った内面に的を絞り
 その読解に、抜き出しから、自ら考えて記述させる応用へと
 しだいに読みを深めていく構成、
・解答を別冊にせず、設問の2ページ後に模範解答がある使いやすさ、
・作品自体を深く読み味わった後、自身の生き方を考えさせる流れ、
 ……などによって、かなり充実した読書体験になるようです
 音読もまた、中島作品の根底には漢文の素養があることを考えれば、その音律を味わう手助けになるかもしれません<注 QRコードから音読映像をかんたんに視聴できます>

 内容のある名作短編をじっくり味わうことは、大長編を読み終えた達成感とはまた違った
良さがあるでしょうね。一つを、かなりの深度に達するまで読解することは、他のさまざまな作品や
自身の人生体験を考える際に応用でき、大いに参考になることでしょう

 国語の専門家ならではの視点でありますが、そのまま高校生を中心とする若い年代の方々への、『スーパー読解「山月記」』の道案内になると思われますので、紹介させていただきます。

 一学期は間もなく終わりますが(「山月記」を勉強した高校生の方たちの多くは、そのまま試験休みになっているかも知れませんが)、テスト対策という面だけでなく、中島敦の「山月記」をもっと深く勉強したいとお考えの高校生の方のための授業も、言問学舎の高校2年生の夏期講習には組み込まれています。高校生であれば、3年生でも1年生でも、「山月記」の授業を受講していただくことが可能です。

 夏期講習説明会の夏休み前の日程をご紹介致します。個別相談もお受け致しております。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=c2OdlIl8T44

国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com
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夏期講習2025言問学舎・15日と17日に夏休み前最終説明会を実施致します

2025年07月12日

 先日の大雨では、自宅の近くを流れている目黒川に氾濫危険情報が出されたようですが、報道で見る限り、大きな被害はなく、2、3日過ごしやすい気温となりました。折にふれお話しして来たとおり、5月からの暦がめくられるのは速く、あっという間に夏休みがすぐそこまで来ています。

 お蔭様で多くの夏期講習受講生をあらたにお迎えしつつ、毎週土曜日に開催して来た夏期講習説明会の土曜日分は本日終了となりました。あと一週間で夏休みを迎えますが、まだ現在、夏休みの勉強の場をさがしておられる方もあると思われます。例年のことですが、言問学舎は小回りの利く体制を生かして、このあとも夏期講習受講生の受け入れが可能です。

 特に小学生の保護者のみなさま、そろそろ学校から夏休みの宿題が出ていると思われます。その中の読書感想文は、ただ書く、こなすだけでなく、この機会をとらえて「真の国語」を知る、絶好のチャンスです。一冊の本を読み、その中から自分と深くかかわる箇所をさがして考えを組み立てて、感想文を書き上げる。これほど良い国語の勉強の機会はありません。学校の宿題がテンプレート型のプリントを書くだけの場合は、別に一式、きちんと感想文を書き上げます。

 また大学受験の総合選抜受験の方は、エントリーシートの書き方から小論文、面接の練習まで、一貫した流れで効率的、かつ本質的な対策をして、合格をめざします。オープンキャンパス参加と並行して準備をすすめると、大学に行ったときに押さえるべきポイントもつかみやすく、自己PRもうまくできるようになるでしょう。オープンキャンパスでの個別相談の時に大学側の人と会う中にも、自己PRのチャンスはたくさんあるのです。

 来週火曜日(15日)と木曜日(17日)に、夏期講習直前入塾説明会を開催致します。当日飛び込み参加も可能です。みなさまのご参加をお待ち致しております。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。

◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

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https://www.youtube.com/watch?v=c2OdlIl8T44

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夏期講習2025言問学舎・一学期の通知表は高校受験の試金石です

2025年07月11日

 公立小・中学校等の一学期は、ちょうどあと一週間となりました。来週、18日金曜日の終業式には、お子さんたちに令和7年度最初の通知表が渡されます。もちろんすべてのお子さんにとって大切な通知表ですが、特に高校受験をする中3生にとっては、きわめて大きな意味を持っています。なぜならその通知表の評定(5段階評価の数字)が内申点(調査書点)のもととなり、私立高の単願推薦や併願優遇、都立高の志望校選びの可能性を、大きく占うものとなるからです。

 本稿では詳述しませんが、都立高の一般入試は、内申3対入試7の配分で合否が決まります(ほか、内申+入試の1000点にリスニングテスト20点がプラスされます)。オール5で45点満点の素内申を300点満点に換算し(途中65点満点に換算される際、実技4科分が2倍になります)、通常500点満点の入試点を換算した700点との合算が「1000点」です。いわゆる「偏差値」より、この数字をきちんととらえるようにして下さい。都立高の一般入試は、内申=通知表の評定の占める割合が3割です。

 また都立推薦では、それが5割になります。残りの5割は学校によって小論文または作文と、個人面接および集団討論です。

 そして私立高の推薦入試、併願優遇では、原則として、すべて内申点を基準として成否が決まります。これも学校ごとに、部活等の成績や検定の級などによる「加点」がありますが、本体はあくまで内申点です。

 このように、高校受験のさまざまな局面で重視される内申点。その「たたき台」、「試金石」となるのが、一学期の通知表の数字なのです。実際に調査書に用いられるのは二学期の数字ですが、私立高の入学(個別)相談では、一学期の数字で通してくれるケースもあります。また、二学期の数字が必要な学校でも、一学期の数字を土台にして、かなり具体的に相談ができるのです。

 そして2学期、まず中間・期末で高得点をマークし、本番の2学期の内申を上げる技術に、言問学舎は長けています。もちろんそのスタートは、夏期講習から。今からのご相談にも、柔軟に対応致します。

 夏休み前の夏期講習説明会は、このあと以下の通りの日程です。昨日お知らせ致しました通り、小回りの利く体制ですから、説明会以外の日時にも柔軟に対応致します。お気軽にご相談下さい。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。

◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

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夏期講習2025言問学舎・「メリハリ」を子どもたちにも

2025年07月10日

 『広辞苑』第四版で「メリハリ」を引いてみました。漢字では「減り張り」となっており、意味は「ゆるむことと張ること。特に邦楽で、音の抑揚をいう。」とされています。邦楽には私もあまりなじみがありませんが、日々音読を国語指導の柱としておりますから、抑揚、強弱といったことは常に意識しており、また生徒の扱いの上でも、近く親しい言葉だと言えます。

 またこのメリハリという言葉は、実社会で使うことも多いでしょう。たとえばプレゼンで、「一本調子でなく、メリハリのある伝え方をするように」などと、指導したり、されたりした経験のある方は多いと思います。古くからのカタカナ語と言ってもいいほどなじみのある言葉ですね。それが証拠に、14年前の高校2年生が、こんなクチコミを投稿してくれています。

〈塾長マジおもしろす ぱねぇっす...

 塾長マジおもしろす
 ぱねぇっす
 メリハリがちゃんとあって授業の時は真面目でわかりやすい〉

 エキテンに今も載っているクチコミです(笑) 当時見出しの「ぱねぇっす」を見た時、家内と声を立てて笑ってしまいましたが、「半端(はんぱ)ないです」の当世若者言葉なのだろうということは、すぐわかりました。これを書いてくれた子自身も、中1の時からずいぶん笑わせてくれた子でしたが、「メリハリがちゃんとあって授業の時は真面目でわかりやすい」など、大事なところはちゃんとつかんでくれているんだな、と感心もさせてくれました。ふだん、「国語とは何か」という内容とあわせて「生徒・保護者の声」をご紹介していますから、ブログ(コラム)上にこのクチコミを出したことはないのですが、22年間の歩みの中でもなかなか味のある「生徒の声」であり、「メリハリ」の例としても適切と思われますので、掲載させていただいた次第です。

 勉強、勉強とひたすら直球ばかり投げこんでいても、子どもは疲れてしまうでしょう。また、子どもは「めり(減り)」と「たるみ(怠惰)」の区別をつけられませんから、ある程度分別がつく子でなければ、「メリハリをつけろ」とは、言えないものです。むしろ講師に対して「メリハリをつけよう」と指導することも多いのですが、いっぽう子どもたちには、授業の緩急、強弱の面でメリハリのある時間を過ごしてもらい、言葉ではなく体感的に「メリハリ」をつかんでほしいと思います。

 もちろん、「休む時は休む、集中する時は集中する」などの具体的な言葉で、それに近いことを教えてはいます。子どもたちが理解できる言葉と実践で、大事なことを教えたい夏休み、夏期講習です。今から全学年の受け入れが可能です。

 夏休み前の夏期講習説明会は、このあと以下の通りの日程です。昨日お知らせ致しました通り、小回りの利く体制ですから、説明会以外の日時にも柔軟に対応致します。お気軽にご相談下さい。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。

◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
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夏期講習2025言問学舎・真の国語とは・・・

2025年07月09日

 今回の夏期講習についてのお知らせの中でも、「真の国語」について随所でふれています。これまでにも「真の国語」がどのようなものであるか、いく度か語って来ておりますが、今日はあらためて、そのあらましをお話し致します。

「真の国語」とは「正解の見つけ方を学ばせるのでなく、文章の本質を読みとる力を育て、さらにその本質を自分に引きつけさせて、生きた考えをまとめて表現する力を育てること、すなわち人生に結びつける力をはぐくむこと」です。多くの国語の現場では、「正解の見つけ方」を学ばせることが主たる落着点で、自分の内面に向かって問いを掘り下げる方向ではありません。小論文・作文を書かせる場合でも、「こういうふうに書けばいい点が取れる、賞に入選する」という方面を向いています(現場で工夫なさる先生は多いと思いますが、そもそもほとんどの教材が、そちら向きです)。

 これでは国語が苦手な子、文章の書き方がわからない子は、何点か(1、2問分の点数くらい)上がる程度か、もしくはごくたまに10〜15点アップの良い点が取れるだけです。点数の上でもコンスタントに高得点をマークするレベルには達しませんし、当然抜本的な解決、改善にはなりません。

 そして国語力は、すべての学力の礎(いしずえ)です。算数・数学の文章題はもちろん、英語も「最後の伸び」は国語力次第ですし、社会や理科、その他大人になっていろいろなことを理解する力も、すべて国語力が源になっているのです。だから「真の国語力」を身につければ、全科の学力がアップします。

 夏期講習に即して述べると、小学生の、私立中受験6年生以外で全員が行なう読書感想文を筆頭に、ふだん読む機会の取りにくい、長いしっかりした(テーマとして)文章を腰を据えて読み、「自分に引きつける」過程を十分に経たあとで、実際の文章を一人一人きちんと指導します。子どもたち、親御さんたちが苦労する「文章のつなげ方」、「段落の改め方」を、それぞれの文章に対して綿密かつ正確に指導します(マニュアルに沿った「添削」ではなく、一人一人のお子さんの文章と心に寄り添います)。もちろんその過程で、子どもさん自身が気づいていなかった「気持ち」が引き出される場面に立ち会うこともあります。

 中学生、高校生は時間割編成上、小学生と同じように読書感想文を主とするわけではありませんが、言問学舎刊「音読で育てる読解力」の中から、この時期に読んでもらうべき文章(広島、長崎、戦没学徒など。中学1年生は「碑」)を読み、読書感想文と同じように考えてもらうほか、作文や小論文にも対応します。「税の作文」は、大蔵財務協会理事長賞を受賞した卒業生の作文を、参考にすることができます。さらに高校2年生は言問学舎の最新刊『スーパー読解「山月記」』で、中島敦の名作「山月記」を読みこみ、深く「真の国語」を学ぶことができます(1学期の学校での「山月記」履修の有無は問いません)・

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 前にも書きましたが、こうした「文字情報としてお伝えできる内容」ばかりでなく、「夏だから感じる、夏休みだからこそ理解できるもの」を、一人一人のお子さんたちの顔を見ながら的確にとらえて差し出し、お子さんたちの内なる力を伸ばしてあげるのが、言問学舎の夏期講習、「真の国語」を教える塾の最大の特色です。

 夏休み前の夏期講習説明会は、このあと以下の通りの日程です。昨日お知らせ致しました通り、小回りの利く体制ですから、説明会以外の日時にも柔軟に対応致します。お気軽にご相談下さい。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。


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夏期講習2025言問学舎・少人数制で小回りの利く体制です

2025年07月08日

 区立小・中学校の夏休みまで、あと10日となりました。お子さんたちも、それぞれ胸の中に楽しい夏休みを思いえがいていることでしょう。

 私自身も覚えがありますが、夏休みをただ楽しい、楽しいだけで過ごしていると、あとで大きなしっぺ返しが来ることもあります。今の学校はそうならないように宿題をたくさん出すなどしていますが、それはそれで、お子さんにとってはクリアするのが大変な面もあるでしょう。

 せっかくの夏休みを、勉強面も含めて有意義に過ごしていただくのが、言問学舎の大きな目標です。夏休みの学校の宿題の中でも、お子さんも親御さんも重荷に思う方の多い「読書感想文」も、言問学舎の夏期講習なら、時間内に書き上げられる上に真の国語力を身につけられる、うれしい講習です。

 また全教科にわたり力量のある講師の布陣で、少人数制ですから一人一人にきちんと目の届く、親身な授業を行なっているのも長年ご好評をいただいているゆえんです。新出事項を教える時は板書の講義形式、問題演習時は一人一人を見て回り、わからないところに向き合ってわかるまで教えます。

 ほか、塾の運営自体にも、非常に小回りが利きます(塾長直接経営の強みです)。今からの説明会ご出席、ご相談でも、無料体験授業の取り扱いや指導内容の個別対応など、小まめに対応致します。明日からの夏期講習説明会を、ぜひご活用下さい。
◇夏期講習説明会ご案内
  
7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
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夏期講習2025言問学舎・七夕の願い

2025年07月07日

 今日は7月7日、いわゆる七夕の日ですね。俳句の季語としては秋の季語であること、先日お伝え致しました。お子さんたちには、どこかで(テストなど)出てくることもあるかと思いますので、覚えておくようご指導いただけるとよろしいかと思います。

 例年通り、今年も言問学舎では、子どもたちと講師のみなにも短冊を書いてもらい、今日塾の外に飾りつけしました。高3生、中3生は、ずばり「志望校合格」といった内容のものがほとんどでした。

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 私が書いたのは、次のものです。

「子どもたちの明るい未来を守りつづけたい」

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 内容の大枠は、これまでにもよく書いている方向性のものですが、書き上げて飾りつけをしてみると、やはり昨今の世上、世相の影響を受けているな、と感じました。たとえばすぐ見つかった7年前の短冊には、こう書いてありました。

「子どもは未来を信じ、大人は責任を果たそう」

 世界情勢の大きな変動に加え、国内の世相の変容ぶりも激しいこんにち、責任の果たし方もより複雑化しており、子どもたちの明るい未来を守ることも、より多面的に考える必要がありそうです。

 しかし子どもたちを守るのが大人の役目であることは、どんなに社会が変わっても、不変のさだめです。今年は「願い」を少し強めて、牽牛と織女にお祈りしました。まずは学力向上、真の国語力を身につけてもらうことを、夏期講習で志します。

 ひきつづき夏期講習説明会を開催致します。日程は以下の通りです。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
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夏期講習2025言問学舎・書くことの大切さ〜特に夏休みに寄せて<続>

2025年07月06日

 昨日、私自身の中学1年の時の「夏休みの作文」と、中学3年の時の「日記」を例に、「書くことで記憶が定着する」ことと、「多感な時期に、思うところを思うままに書きつけることの効用」をお話ししました。私個人の体験や思い入れといった枠を超え、それはひろく子どもたち全体に言えることだからです。

 夏休みの経験、思い出は、一人一人の子がそれぞれ心の中に秘めているものです。時にそれは、お子さん自身も気づいておらず、文章に書いてはじめてわかった、ということがあります。文章を書くという行為は、自分でも気がついていないか、何となくわかっているけれどはっきり意識していなかったことがらを、自ら認識し、心に刻むことにつながるケースが多いのです。子どもたちに「真の国語」の、文章を正しく読み、ポイントごとに適切な問いかけを提示して考えを書き出させ、感想文を書かせるという授業を長年実践してきて、実際にそうした感慨を述べる子をたくさん目の当たりにしています。

 もちろんそれは、夏休み限定のことではありません。しかし、夏休みという「特別な時期」なればこそ、ふだん得られない経験をして「心が動く」チャンスがたくさんあることは疑いないことです。また長い休みで精神が解放されているため(現在は何かと忙しく、決してそうでない子も多くいるとは思われますが、やはり「非日常」の解放感は大きいです)、
いろいろなことを能動的に受けとめられるはずなのです。

 閑話休題。いま一つ、私自身の子どものころのことをお話しします。これは国語、文章ではなく、小学6年の時の自由研究の話です。私が小学4年の夏休みから大学卒業直後の5月まで住んでいた神奈川県の家は(現在老母が一人で住んでいます)、小田急線が目の前を通っています。そして6年生の夏休みの自由研究は、文字通り何を題材にしてもよいというものでした。ただ、写真か絵を使ってまとめる、という条件があったのかも知れません。私は熟慮の末、家の前を通る小田急線の電車の写真を撮り、形式ごとに紹介する掲示物を作成しました。

 写真を撮ったといっても、インスタントカメラ(いわゆる「バカチョン」です)で白黒フィルムを使った、「撮っただけ」のものです。また現在のようにネットで形式などをすぐに調べられるわけでもありません。しかしもともとよく知っていた電車群のこと、夏休みの間に写真を撮りながらさらに観察して、形式名だけでなく、わかる限りの特徴なども書き添えました。ちなみにその時撮って紹介した車輌形式は、次のようなものでした。

 1800形、2200形、2220形、2400形、2600形、4000形、5000形、9000形

 昭和49(1974)年の夏休みに江ノ島線を走っていた車輌形式です。この自由研究をやってからか、その前からだったか、私はこれらの車輌形式を、近づいて来る音だけで当てられる(聞き分けられる)ようになっていました。好きこそものの上手なれ。本を読むのも、まずはお子さん自身が関心を持つジャンルのものからでいいんですよ、と親御さんたちによくお話ししますが、この6年生の夏休みの自由研究の経験も、そのことをあと押ししているのかも知れません。

 夏休み前、このあとの夏期講習説明会の日程は次の通りです。全学年、まだ受け入れの余地があります。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=c2OdlIl8T44

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夏期講習2025言問学舎・書くことの大切さ〜特に夏休みに寄せて

2025年07月05日

 夏期講習を前に、どうしても国語や諸科の勉強、受験について書くことが多くなりますから、今日はそこからすこし離れて、私自身の子どもの頃の、書くことと夏休みについて、お話ししたいと思います。

 子どもの頃、に限定するのは、高校生になってからは文学かぶれになっていましたから、その時期のことは多くのお子さんたち、保護者の方々の参考にはならないと思われるためです。

 さて、「書くこと」ではっきり記憶しているのは、中学1年の夏休み、国語の宿題で、夏休みのできごとを作文に書くというものでした。そこで私は、8月上旬に家族で旅行した塩原温泉のことを書いたのです。当時の塩原温泉は渓流沿いに大きなホテルが立ち並び、観光馬車(トテ馬車)がゆったりと歩みをきざんでいました。泊まったのは父の会社の同僚の実家の旅館でしたが、すぐ前に箒川(ほうきがわ)が流れていて、早朝父の先導で川を渡って、釣りをしました。それまでにも長靴で川の浅瀬を歩いたことはありましたが、素足にサンダル履きで渡る早朝の川の水はびっくりするほど冷たく、五十年経った今でもその鮮烈さがよみがえるほどでした。9月になって提出した作文にも、そのことが強い印象として書かれていたはずです。

 後年、短歌のほかに紀行文をたくさん書くようになり、この中学1年の夏休みの作文を思い返すことも時おりありました。その宿題を出して下さった先生(クラス担任でもいらした国語の先生)に、感謝するところ大なるものがあります。また、今後3年間の言問学舎の出版計画はあらかた決めてありますが、いつか紀行文も1冊の本としてお目通しいただければと思っています。

 次に思い出すのは、中学3年の夏休みに毎日書いた日記です。私が日記を書いたのは、あとにも先にも、この夏一度限りでした。高校の頃に詩や短歌を書いたノートは三十代半ばまで保存してありましたが、この日記はたぶん高校生のどこかのタイミングで、捨ててしまったのでしょう。「文学作品もどき」の形にさえなっていなかったので、価値のないものと考えたのだと思われます。

 従って、「たぶんあんなことがらを書いていたのだろう」と想像することはできますが、今となってはどういう文章だったのかも、さぐることはできません。

 ただ、多感な時期に、はじめて思うところを思うままに書きつけた経験は、貴重なものだったと思います(そこから、文学にのめりこんで行ったように思われます)。日記に書いた内容は忘れましたが、それよりも古い塩原温泉の思い出は、ある部分が鮮明に残っているのです。「書くことによって記憶が残る(定着する。ただし、それは文章として書かれた内容の通りにですが)ということは、明確な事実です。

 いま少し紹介したい事例と、私個人の経験をひろく子どもたちに敷衍(ふえん)する段階があるのですが、あまりに長くなりますので、その分は筆を改めたいと思います。

 夏期講習前、このあとの夏期講習説明会の日程は次の通りです。全学年、まだ受け入れの余地があります。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
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夏期講習2025言問学舎・夏期講習説明会追加日程を設定致します

2025年07月04日

 本日(7月4日)、東海地方が梅雨明けしたようです。三十年前に名古屋に住んでいた私には、名古屋の夏の暑さが思い出されます。関東地方の梅雨明けもまもなくのことと思われますが、先日も書いた通り、お米をはじめ農業への影響、また真夏の水不足などが懸念されます。

 さて、その年々のカレンダーによって、夏期講習の日程づくりには工夫が求められるものです。スケジュール作りがもっとも大変だったのは、コロナ蔓延による春の学校全面休校の影響で夏休みが大きく短縮された(文京区では8月1日〜21日)2020年でしたが、今年のカレンダーも、すこし困るところがあります。それは夏休み最終日の8月31日が日曜日であることで、年末以外原則的に日曜日は休業日としているのですが、子どもたちが何かと困って駆けこんで来る可能性がある夏休み最終日に、ぴたりと締め切っているわけにもいきません。そこで今年は8月31日日曜日を一部授業開講の営業日とし、9月1日月曜日を臨時休業日とさせていただくことを、つい先日決めたところです。

 それに加えもう一つ困ったのが、小・中学校が夏休みに入る前の夏期講習説明会です。言問学舎は少人数制で小回りの利くことを強みとしておりますから、いつも夏休みに入る直前の土曜日に「夏期講習最終相談会」を開くのですが、今年はその土曜日が終業式後の7月19日、夏休みの初日にあたってしまいます。ここもどうするか、つい最近まで決めかねていたのですが、ぎりぎりまで夏期講習の塾をおさがしの方々のために機会を設定するのは当然の責務であると思い至りまして、今月15日火曜日、17日木曜日の午前・午後各1回、夏期講習説明会を開催することと致しました。

 特に、この直前説明会日程からのご相談ですと、夏休み前に十分無料体験授業の時間が取れません。が、夏期講習スタート後でも、小学生と高校生は受講コマ数内で通常期間の一週間分を無料体験扱いに致しますし、中学生もプラスアルファの体験コマを作るか、既定の夏期講習の一部を無料体験扱いにするなど、臨機応変な対応を致します。

 夏期講習自体は7月22日から全体開講となります(一部、高校生と私立中学生の講座は、前倒しスタートです)。これからの夏期講習説明会の日程をご案内致します。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月15日(火)  11時00分〜 / 14時00分〜

7月17日(木)  11時00分〜 / 14時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
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夏期講習2025言問学舎・文法は遠回りなようでも基本から

2025年07月03日

 この言問学舎のコラム(ブログ)では、国語の重要なポイントや、見逃すべきでない教育情報に分析を加えてお伝えするほか、「基本を大切に」という意味のことをお話しすることも多いです。「すばやく効果の上がる方法」を求める、特に年齢が上の方の受験生が多いと思われますが、その年代の人たちは、やはりわかりやすい、即効性のある勉強法(と見えるもの)に強くひかれるのでしょうね。

 しかし、一見遠回りのような「基礎の徹底」をするべき時にした方が、結局はあとの伸びが早く、しかも大きいのです。つまり、それが一番受験生、みなさんのためになります。具体的には、大学受験で「国語を稼ぎ頭」にすることができるようになります。

 その例であり、本稿の本題でもある文語文法、すなわち古文の文法についてお話しします。ここでもっとも大事な「基礎」は、動詞の活用9種類と、その活用を正確に身につけることです。それも、未然形で「ず」を後ろにつけてア段なら四段、ナ変、ラ変、エ段なら下一段、下二段というような即効型の見分け方でなく、ナ行下二段動詞「寝(い)ぬ」なら寝(い)ね‐ズ、寝(い)ね‐タリ、寝(い)ぬ。寝(い)ぬる‐トキ、寝(い)ぬれ‐ドモ、寝(い)ねよ!という実際の活用が反射的に出てくるよう、活用について鍛えることを言います。

 なぜ、「即効型」が駄目で、「全活用型」が良いのか。その局面はたくさんあるのですが、ここではもっともわかりやすく、かつセンター試験時代から頻出の「係り結び」を例に上げます。

 このおとどこそ、「皇胤なれど姓を賜ひてただ人にてつかへて、位につきたるためしやある」と、申し出で給へれ。(大鏡)

 「即効型」の考え方で活用と向き合っていると、かなり多くの人が、このくだりの「こそ」〜「申し出で給へれ」の方の( 「  」の中に、や〜ある もあります)係り結びを気にとめずに読み進むのではないしょうか。「ぞ」「なむ」「や」「か」の連体形の時など、さらにそうなると思われます。多くの人は「係り結び」を考えるのは、問で係り結びが出題された時だけですね。それではいざ出題された時に、余計に時間もかかります。「全活用型」が身についていて、すべての動詞の活用を押さえながら読み進む人は、係り結びも文中で見た時にすべて理解しながら進みますから、あとで問に出て来た時に、わざわざ考えるまでもありません。また係り結びの見落としもなくなりますし、特に「や」「か」の反語の場合など、それが用いられている文章のニュアンスまで、毎回理解を深めていくことになります。それはすなわち、文章全体の読解力につながります。

 ほかにも、「全活用型」が身についている人は、完了・存続の「り」(上の例文にもある「申し出で給へれ」の「れ」で、これは「こそ」を受けての已然形)がそれ自身連体形に活用して「る」になっているケースなどにも強いです(読むたびに認識、理解しますから、深く身につき、設問として出てきた時にも苦にしません)。このように、深い文法理解にもとづく古文の読解力を作り上げる大本が、動詞の活用を完全に把握する「全活用型」の理解の仕方なのです。

 夏期講習で基礎を固めれば、秋からの実戦演習での伸び方が違います。現在東洋大学経営学部に通っている人は、入試直前の1月にこの文法の基本をマスターして、文法の出題が多い東洋大に合格しました。もちろんもっと早く、夏期講習前半でその段階をクリアすれば、秋以降の過去問演習で得点力と自信の双方を、どんどん高めることができます。

 夏期講習説明会は以下の日程です。また事前予約制で個別相談、かつ無料体験授業にも対応致します。ぜひお早めにご相談下さい。夏期講習自体は7月22日から全体開講となります(一部、高校生と私立中学生の講座は、前倒しスタートです)。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。ご不明な点などありましたら、メールまたは電話で、お気軽に言問学舎舎主・小田原漂情までおたずね下さい。お待ち致しております。

◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
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言問学舎の「真の国語」を、動画でわかりやすく解説しています!
https://www.youtube.com/watch?v=H5M3zCbT1SU

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夏期講習2025言問学舎・受験生チャレンジ支援貸付金が30万円に拡大されています

2025年07月02日

 まもなく私ども言問学舎でも、夏期講習をスタートさせます。夏期講習から二学期の通塾、冬期講習、そして受験まで塾を活用していただくと、一定以上の費用がかかります。

 東京都では、「受験生チャレンジ支援貸付事業」として、中学3年生、高校3年生に「塾代」(=学習塾等受講料)を貸付してくれる制度が、2008年からつづけられています。昨年(令和6年度)までは1人につき20万円でしたが、今年(令和7年度)からそれが30万円に拡大されました。

 この制度はすでに17年、好評のうちに継続しているものですが、言問学舎でも過去に10人以上が利用しております。総じて、この制度を活用して受験した子たちはより真剣に勉強することもあってか、良い結果を出している例が多いです。何より受験生にとってありがたいのは、「貸付」とされていますが、対象の高校または大学に合格、進学する場合、返済が免除されることです。すなわちきちんと勉強し、望みを果たせば、全額受けとることができる点にあります。

 利用するためには保護者の方の年収要件などがあり、たとえば「世帯人数4人…総収入(年間)5,049千円以下 合計所得金額(年間)3,599千円以下 」となっているようです(詳細は東京都またはご住所の区・市役所のホームページでご確認下さい)。「塾の側」には特別な要件はなく「一定期間以上継続して生徒・学生に対し有償での学力の教授を直接または通信で行うもの。」であれば、どこの塾でも対象になるはずです。言問学舎はこの制度がはじまった時に創業後5年でしたが、問題なく通りました。

https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/seikatsu/teisyotokusyataisaku/jukenseichallenge
東京都福祉局「受験生チャレンジ支援貸付事業」

 なお念のためですが、申請をするのは受験生の保護者であり、塾が手続きするわけではありません。申請後「学習塾等受講予定表」をお持ちいただければ、迅速に作成してお渡し致します(受講終了後は「納入証明書」を迅速に作成します)。「受験生チャレンジ支援貸付事業」を活用しての通塾をお考えの方は、お気軽に言問学舎にご相談下さい。

 夏期講習は7月22日から全体開講となります(一部、高校生と私立中学生の講座は、前倒しスタートです)。これからの夏期講習説明会の日程をご案内致します。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

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夏期講習2025言問学舎・学校の宿題は7月中に終わらせましょう

2025年07月01日

 7月になりました。一学期もあと3週間弱、4月の終わりから5月にかけて「連休明けは学校が慌ただしくなりますよ」と繰り返しお伝えした通り、あっという間に一学期の終わりが来たのではないでしょうか。

 そして夏休みも、何か時間軸の柱になるものがないと、あれよあれよという間に時間だけが過ぎ去ります。塾の夏期講習が一つの柱になることは間違いありませんが、もう一つ、すべての人に共通した時間軸となる目標を、お教えしましょう。

 それは「学校の宿題は7月中に終わらせよう」です。

「まだ夏休みじゃないのに、そんな先のこと考えられない」、「7月中に終わらせるのなんか無理〜」という子どもたちの声が、聞こえて来るようです。承知の上のことです。毎年、言問学舎の生徒たちに7月10日前後から呼びかけますが、最初はけげんそうな顔をし、またはっきり口には出さないまでも、先にあげたようなことを思っているのだろうということが、「顔に書いてある」子たちが多いのです。

 しかし私だけでなく、ベテランの講師陣から繰り返し声をかけられ、時に「なぜ宿題を7月中に終わらせるべきなのか」をきちんと話してあげると、ほとんどの子たちがそれを理解し、最低限「その通りやってみよう」と考えるようになります(もちろん、「俺は絶対8月20日まで手をつけない」などという頑固者も、いるにはいますが)。

 9月1日が提出期限の宿題を7月にやっても、8月の終わりにやっても、宿題自体をこなす効率は同じです。「いやな宿題は一ヶ月間さわらないで、思い切り遊ぶんだ」という頑固者の論理を、全面的に否定するものではありません。しかし、大量の宿題を最後に残しておいて、締め切り前にまとめてやるのでは、雑にもなるでしょうし、「宿題の効率」という時間の横軸は同じでも、今年1年間、または中学の3年間や高校の3年間といった時間の縦軸のあり方は、まったく異なります。

 7月中に、夏休み期間すべてを要するもの以外の宿題(何かの観察など)を終わらせた場合、1日の横の時間軸の中に、「勉強する時間」がしっかり組みこまれます。その時間に、復習や予習をしっかりやれば、過ぎ去った一学期を含む1年間の縦の時間軸が、豊かになります。そして、その時間軸は縦にしっかり伸びて行って、受験成功に結びつくことでしょう。

 また、子どもたち自身にとっては、先々の「縦の時間軸」云々よりも、「早く宿題を終わらせた方が、すっきりして、夏休みそのものが楽しくもなるし、有意義にもなるよ」とすすめてあげるのが、もっとも効果的です。実際、友達と遊んだり旅行に出かけたりするのでも、心のどこかに「たくさん宿題があるんだ」という重しが存在しているより、宿題をすっかり終わらせた、あるいは終わりつつある、という手ごたえがある方が楽しいはずですし、勉強の効果の面については「縦の時間軸」のところでお話しした通りです。

 こうした精神面の成長も、せっかくの夏休みという機会には、ぜひ達成させてあげたいものですね。大好評の夏期講習説明会を、ひきつづき以下の日程で開催致します。多くの方のご参加をお待ち致しております。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月2日(水)   14時00分〜

7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
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夏期講習2025言問学舎・水無月と五月雨について

2025年06月30日

 今日は6月30日、水無月尽(みなづきじん、水無月の晦日の意)ですが、都内でも気温が35℃を超えたかと思われます。近畿地方までの西日本がすでに梅雨明けし、関東地方も7月早々の梅雨明けと予想されています。昨日から修学旅行に行っている六中の子たちは雨に降られずよかったですが(熱中症に気をつけて!)、盛夏の水需要に対する供給やお米の出来が心配ですね。

 ともあれ、この6月を旧暦(陰暦)では、先述したように水無月と言います。7月は文月(ふづき、ふみづき)という、味わいのある呼び方です。

 ほぼ例年お話ししていることですが、季節のことですから、まずひととおりの名称と、この場合の季節のくくりを、示しておきます。

1月−睦月(むつき) 2月−如月(きさらぎ)3月−弥生(やよい)         春
4月−卯月(うづき) 5月−皐月(さつき) 6月−水無月(みなづき)       夏 
7月−文月(ふづき) 8月−葉月(はづき) 9月−長月(ながつき)        秋 
10月−神無月(かんなづき) 11月−霜月(しもつき) 12月−師走(しわす)  冬

 高校生は、まずこの「名称」について、きちんと覚えて下さい。古文の文章を読むときには、これがわかっていることで、読解がしやすく、理解も深くなることが、ままあります(例えば『おくのほそ道』・・・弥生も末の七日=旧暦の3月27日、など)。

 また、中堅私大では、これらの知識をそのまま問う出題も、比較的多く見られます。

 さて、上記の季節の区分を見て、「おやっ」と思った方も、おられることでしょう。先日もちょっと書きましたが、「7月、8月」が、秋になっています。「4月」の夏、「10月」の冬も、すんなりとは受け入れられないのではないでしょうか。

 現在の太陽暦と旧暦の太陰暦では、1月1日の時期が異なります。旧暦の1月1日は、太陽暦にあてはめると毎年変わり、1月の終わりから2月の10日過ぎくらいまで、幅があります(今年は1月29日だったとのことです)。

 つまり、ここから考えはじめて、月の名称をあてて行くと、すべてがぴったり、納得できるはずです。また、立春、立夏、立秋、立冬という「暦の上の季節のはじまり」とも、だいたい一致することになります。

 記事が長くなりますので、このあたりでとどめておきたいと思います。さらに詳しく続きをお読み下さる方は、下記のリンクより、「国語力.com 国語教室 古典」をご覧下さい。

こちらから国語力ドットコム「国語教室古典」へどうぞ
https://www.kokugoryoku.com/blog/20161026132442/

 このあとの夏期講習説明会の日程も、ご案内致します。

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月2日(水)   14時00分〜

7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。


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夏期講習2025言問学舎・23回目の夏期講習をひらくにあたって

2025年06月29日

 連日新しいお子さんたち、親御さんたちとお会いしていて、言問学舎もずいぶん長くやって来たんだな、と感じます。開業した年に生まれたお子さんたちを中3生として迎えたのが8年前でしたが、その子たちは今年大学を卒業しました。また、創業の年に中3だった人たちは、もう三十代後半になっています。新しくお出で下さっている親御さんたちのご年代も、その人たちと変わらないのだろうと思われます。真の国語を教える言問学舎として、ゆるぎない道を歩んできたつもりではおりますが、そうした視点で考えると、いっそう責任が重く、大きくなっていることを感じます。

 責任の果たし方は、人それぞれ、また塾によって異なる尺度に拠っていることは間違いありません。「お子さんたちをお預かりする姿勢、考え方」もまたしかりです。私ども言問学舎は、まずお子さんたちの将来のために学力を向上させることを第一と考えており、そのために最善の方法として「真の国語」をお教えすることを、使命としています。

 また、幼少期から思春期にかけての多感な年代のお子さんたちをお預かりする上で、一人一人の子どもたちが(主として受験という)人生の関門に立ち向かう過程を応援し、乗り越えられるよう、人として大きく成長する手伝いをすることが、学力向上と並ぶ塾の大きなつとめであると考えています。

 私(舎主・小田原漂情)自身は25歳から教育業界ひとすじの人生を送ってきており(言問学舎を創業したのは40歳の時です)、1980年代終わりから今日に至るまでの教育事情の変遷を、目の当たりにしてきております。それゆえにいま現在の子どもたちをとりまく諸問題も、その根底のところから是非を見きわめることができますので、令和の子たちには令和の子たちへの教育手法と接し方で、最善の指導を提供するべく、日々努力を重ねております。

 今年の夏も、また夏から秋、冬にかけての受験シーズンも、ご縁のあるお子さんたちにとって最適の道を示すべく、力を尽くしてまいります。このあとの夏期講習説明会の日程は以下の通りです。説明会開催日以外のご相談も、随時受け付けております。 

◇夏期講習説明会ご案内
  
7月2日(水)   14時00分〜

7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。13日(月)以降の追加日程は、有無を含めて後日ご案内致します。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の「真の国語」を、動画でわかりやすく解説しています!
https://www.youtube.com/watch?v=H5M3zCbT1SU

国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com
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夏期講習2025言問学舎・「思いこみ」に気をつけよう。手順を踏んで学びましょう

2025年06月28日

 まもなく6月も終わりです。自宅近くの桐ヶ谷氷川神社では、29日の「夏越の祓(なごしのはらえ)」の茅の輪くぐりの茅の輪が、すでに設置されています。

桐ケ谷氷川神社茅の輪@.JPG

 また、7月に入ると七夕ですね。言問学舎でも毎年、みんなで短冊に願いごとを書き、笹に吊るして塾の前に飾りつけています。今年はスタッフが気を利かせて本駒込の文具「かみもと」さんで買って来てくれたので、来週一週間で生徒・講師全員に書いてもらおうと準備をしています。英検3級の一次試験に見事合格した小5男子は、私がWebで合格を確認したその日に、うきうきしながら「二次試験にも受かりますように」と書きました。

 さて、「思いこみに気をつけよう」が、今日のタイトルです。思いこみというよりも、俳句を学んだ人以外ほとんどの人が、「七夕」は夏の季語だと信じているのではないかと思われますが、「七夕」は秋の季語です。それはなぜか。簡単に言えば、むかしの暦では立春から立夏までが春の1月、2月、3月(睦月、如月、弥生)、立夏から立秋までが夏の4月、5月、6月(卯月、皐月、水無月)、立秋から立冬までが秋の7月、8月、9月(文月、葉月、長月)、立冬から立春までが冬の10月、11月、12月(神無月、霜月、師走)となるためで、だから7月7日の七夕は、秋の7月の季語になるわけです。ちなみに天の川も、「天の川が特に美しく明らかに見られるのは秋である」(角川書店編『俳句歳時記 秋の部』)ため、秋の季語となっているようです。

2018tanabata.JPG

 先ほども少しふれた通り、季語というのは俳句の言葉です。「七夕」と「天の川」は代表的なところなのかと思いますが、俳句の季語には、現代一般の感覚では「おや?」と感じるものがあります。私は短歌がもともとの専門で、俳句は門外漢ですが、季語をまとめてある「歳時記(さいじき)」は言問学舎創業の時からそろえてあり(文庫版ですが)、生徒たちにもできるだけきちんと調べて使うようにと、指導しています。これは自分が若いころ、思いこみから大きな間違いをしたことの反省から来るもので、だから子どもたちにもその失敗談を率直に話して、注意を呼びかけているのです。

 「思いこみ」をしないように、というのは、むろん俳句の季語や国語の領域だけにとどまらず、すべての勉強に通じることです。そのためには手順を踏んで勉強する、公式のあるものなら公式にのっとって正しく解く、これに尽きます。入試の時期が近づくと、ゆとりと幅のある指導はしづらくなりますから、夏期講習では、子どもたちの深い部分の蓄積になるような、ゆたかな情操面への指導も織りこみたいと考えています。スタート以来大好評の夏期講習説明会を、このあと以下の日程で実施致します。

◇夏期講習説明会

6月28日(土)  13時00分〜 / 17時00分〜
  
7月2日(水)   14時00分〜

7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の「真の国語」を、動画でわかりやすく解説しています!
https://www.youtube.com/watch?v=H5M3zCbT1SU

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夏期講習2025言問学舎・期末テスト、六中2年生(塾生)の平均点は84点でした

2025年06月27日

 文京区内の各中学校で期末テストが終わり、学校(日程)にもよりますが、だいたいテストの結果も出そろって来たようです。

 言問学舎に通っている中学2年生、みな六中ですが、その子たちの平均点は、84点となったことが、今日わかりました。文京区の国語の教科書は光村図書版「国語」で、試験範囲の文章は「アイスプラネット」(椎名誠)、「枕草子」(清少納言)でした。

 文章の内容理解の指導(とくに現代文)は、逐語訳的に順々に字句の解釈、説明をするのでなく、まず大づかみにどんと、その文章の骨子をとらえさせるのが重要です。

 「アイスプラネット」なら、主人公の叔父の「ぐうちゃん」が居候でほらばかり吹いているように感じられること、その「ほら」を友だちに話してしまったために自分までほら吹きになってしまったこと。ここは中2の子たちにもわがごととしてとらえやすいので、みな納得します。その上で、そのために一方的にけんかしたまま見送っだ「ぐうちゃん」から、「アイスプラネット」=「北極海に浮かぶ、見た者を幸せにするという”氷の惑星”」の写真と深いメッセージが送られて来て、おそらく主人公は大いに感動して「ぐうちゃん」と自分の関係について、思いを新たにしたのであろうと推量されること。

 こうした大枠をしっかりとらえてから、細部にわたって設問のある教科書準拠版テキスト(必修テキスト)で全範囲を学習するので、本番のテストで切り口の異なる設問が出されても、対応できるのです。

 「枕草子」では、骨子は「それぞれの季節の良いところを、清少納言のユニークな感性で書きつづったもの」という前提と、こちらは古文ですから逐語訳もしてあげて、全体をつかませることが必要です。とくに、「山の端(は)」と「山ぎは」、秋の夕暮れにからすや雁が飛んでいく様子などは、図に描いて示してあげると、みなよく理解してくれます。

 また文法は、「活用しない自立語」が範囲でした。品詞でいうと、名詞(・代名詞)・副詞・連体詞・接続詞・感動詞なのですが、とかく試験範囲となると、副詞なら副詞、そのものの「知識」のみを覚えようとすることになりがちです。しかしこのような時こそ、品詞を見分けるためには自立語と付属語に分け、それぞれ活用する、しない、そして自立語なら、その語が「文の成分」として主語になるのか述語になるのか、修飾語か独立語か、修飾語なら連体、連用の別は?というところを、筋道立てて考える必要があるのです。その結果連用修飾語なら副詞、連体修飾語なら連体詞となるのですが、その過程を身につけずに先へ進むと、高校生になっても品詞の識別がおぼつかないということになってしまいます。

 これらの対応、対策が生徒たちの身にしっかりついていたがゆえの、今回の結果であると思われます。中学2年生は、2学期にさらに「盆土産」(三浦哲郎)、「字のない葉書」(向田邦子)といった魅力的な文章を習いますから、教えるこちらとしてもなおのこと楽しみです。

 夏期講習でも、この時期に中学2年生が読むのにふさわしい文章を提供し、「真の国語」をお教えして、国語力、読解力を向上させます。スタート以来大好評の夏期講習説明会を、このあと以下の日程で実施致します。

◇夏期講習説明会

6月28日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜
  
7月2日(水)   14時00分〜

7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の「真の国語」を、動画でわかりやすく解説しています!
https://www.youtube.com/watch?v=H5M3zCbT1SU

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夏期講習2025言問学舎・生徒が「わかる」切り口から自分に引きつけさせるのがポイントです

2025年06月26日

 言問学舎が提唱・実践している「真の国語」とは?それは、問題の正解を見つける能力ではなく、文章の本質を読みとり、それを自分の身に引きつけて、生きた考えを身につけられる力のことを言います。

 昨日、高校2年生の体験授業で、井伏鱒二の『山椒魚』について教えました。事前に説明会にご参加下さった保護者の方からの聞き取りでは、『山椒魚』について「学校の授業で読んでいてもさっぱりわからないし、何の魅力も感じない」とのことでした。

 それなら、とおすすめしたのが、先日来募集している毎週水曜日の高校国語無料体験授業。「少なくとも『山椒魚』を面白いと思ってもらうことはできると思いますよ。」とお伝えしました。

 そして昨日、ご本人が体験授業を受けに来てくれて、60分2コマのうちたっぷり1時間40分ほど、『山椒魚』について教え、一緒に考えました(残り20分は『伊勢物語』の「初冠」について、全文訳と文法のポイントを教えました。期末テスト直結対策です)。授業終了時に「『山椒魚』、どう?」とたずねると、間髪入れずに「面白いです!」と答えてくれました。

 そのように感じてもらうための仕掛けをどうしたかというと、次のような展開です。

@山椒魚=オオサンショウウオがどんな生き物であるかの確認。
A山椒魚が閉じ込められた「岩屋」を図示して説明

ここまで板書で、以下用意していたプリントでの問いかけとなります。

B「狭いところに閉じ込められて外に出ることができない」経験をしたことがありますか。
C物理的にでなく、心理的にそのような立場に置かれたことはありますか。
D「いよいよ出られないというならば、俺にも相当な考えがあるんだ」という山椒魚のセリフの「相当な考え」とは、どんな考えだと思いますか。
E➂で答えた「相当な考え」を、あなたは実行できますか(自分の場合)。
F山椒魚は、「相当な考え」を実行できましたか。
G谷川のめだかや物思いにふける小えびを笑ったり、馬鹿にしたりする山椒魚を、どんなやつだと考えますか。
H二年目の夏。かえるがもらした嘆息を、意味の通る言葉に置き換えましょう。
 「ああああ。」→
I「お前は今、どういうことを考えているようなのだろうか?」
相手は極めて遠慮がちに答えた。
「今でもべつに、お前のことを怒ってはいないんだ。」
ここで山椒魚とかえるの間に通い合っている気持ちはどのようなものだと考えられますか。

 以上ご紹介したうちの@Aはほんの導入部分で、➂以降、まずは自分の立場で考えてみて、答えられる問いかけについて繰り返し答え、考えを深めるうちに、作品世界が身近になり、よく理解できるようになっていきます。そして最後には「面白い」と感じることができるのです。

 言問学舎で出版している『スーパー読解「山月記」』も、基本的には上記と同じような構成をとっています。そして自分の身に即して考えることから、作中主体の心情や行動なども、深く理解できるようになっていきます。

 『スーパー読解「山月記」』は、取次搬入後一週間で追加注文が来るなど、おかげさまで大好評です。Amazonほかのネット書店、一般商店からの注文もできます。期末テストで「山月記」が範囲になっている方のために、教科書の語注だけでは理解しにくい難解な語句や表現についての詳しい「解説」もついています。期末対策だけでなく、大学受験の読解問題対策にも力を発揮する『スーパー読解「山月記」』を、ぜひお早めにご購入下さい。
 
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 またスタート以来大好評の夏期講習説明会を、このあと以下の日程で実施致します。

◇夏期講習説明会

6月25日(水)  14時00分〜

6月28日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜
  
7月2日(水)   14時00分〜

7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。

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 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の「真の国語」を、動画でわかりやすく解説しています!
https://www.youtube.com/watch?v=H5M3zCbT1SU

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夏期講習2025言問学舎・改訂版夏から大きく伸びた子の例

2025年06月25日

 これも昨年6月に、過去、夏期講習から大きく伸びた子たちの例をご紹介していましたが、昨年の受験期にまた、ご紹介すべき事例が加わりましたので、改訂版としてお伝え致します。

 2024年の夏期講習後半から入塾した男子生徒は、言問学舎に来るまで大手塾に通っており、当初は併用の形で国語中心に通いはじめました。9月末に中間テストがあり、国語は85点でしたが、記述の多い社会で100点満点を取りました。そして期末に向けては5教科とも言問学舎で対策授業に集中し、社会の中間・期末連続100点満点のほか、国数英3科オール5も達成したのです。高校受験は、かねてからの計画通りまず法政国際高校帰国生・海外生入試(併願)に合格した上、最終的には中央大学高校に合格して、そちらに通っています。

つづけて新しい順に、顕著な伸びを見せた例をご紹介します。

 2023年入試で慶應義塾志木高校へ合格・進学した生徒(現高校3年生)は、もともと大手塾に通っていて、国語専科で言問学舎に入りました。志望校に関して気持ちが揺れ、また中学校のもろもろや成績のことなど悩みや不安も多い中、気持ちを引き立たせる多くの手法を用い、かつ夏休みに「真の国語」指導で国語力を大きく引き上げて、推薦から挑んだ入試本番では、慶應義塾志木の推薦でも一次合格のほか、早大本庄高等学院にも合格し、慶應義塾高校(日吉)の一般でも一次は合格しています。この人は、「夏休みから」「国語で大きく」伸びた例だと言っていいでしょう。

 現在鷗友学園女子高校2年生と同中学3年生の2人は、夏期講習で「真の国語」スタイルの勉強から過去問(鷗友学園のオール記述問題)へと進み、冬には過去問で80点〜90点をマークするようになりました。

 社会人1年生、現大学4年生の、ともに文京六中に在籍していた女子2人は、3年2学期の通知表の評定で、1学期に「4」だった国語と社会を「5」にしました。その結果、9科内申点はそれぞれ「42」、「40」まで、大きく伸ばすことができました。ただ、2学期の中間・期末前の試験対策だけでここまで伸ばしたのではなく、夏期講習で「真の国語」をしっかり身につけ、社会も夏期講習で歴史をしっかり押さえてから、2学期に公民をみっちり教えました。その成果です。

 一般的、全般的な傾向として、女子は一気にぐんと成績を上げるというよりも、じっくり取り組んで大きく力を伸ばす子の方が多く、男子は短期間にぐっと力をつけるケースも多くあると言えます。もうかなり前の話で恐縮ですが、創業当初の1・2・3期生の三羽烏(男子)の中の1期生A君は、中3の7月までの模試の偏差値が良くて60〜61くらい。しかし夏休みに、高校受験に向かって頑張ることの意義を説き聞かせ、発奮を促して、8月末の模試で偏差値67にステップアップさせました。そのまま受験まで駆け抜け、当時の旧都立小石川高校に合格という、「夏に伸びた中3」の典型例となってくれました。2期生B君、3期生C君も、成績の推移は似たようなものでした。そしてB君は都立青山、C君は都立戸山と、それぞれ第一志望に合格し、さらに大きな世界へ羽ばたいていきました。

 3人がたどった成績の推移は似通っており、進学先のレベルは甲乙つけがたいものでしたが、当然ながら、3人の性格、「どのように話せば闘志に火をつけられるか」という個性は、別々のものです(みんな、かなり個性的でした)。その一人一人に真剣に語りかけ、時には良い意味での挑発も織り交ぜて、彼らを夏休みにぐいぐい引き上げたのです。

 この、「一人一人の個性、人間性にあわせた指導」が、言ってみれば言問学舎の真骨頂です。先述の例は受験指導の局面ですが、進路や勉強への取り組み方という「やる気」の面だけでなく、日々の勉強、具体的には国語での意見の表し方や算数、数学の正解にたどり着く道すじの決め方など、こちらが豊富に持っている手法の最善のものを差し出し、ストレートに言えば「子どもに食いつかせる」技術に長けていることが、経験豊富な塾長が直接指導する小規模塾の強さなのです。もちろん言問学舎には、「真の国語」を教えるという、いま一つの強固な柱もあります。

 なお、「顕著に伸びた例」ですから、成績上位者の紹介となりましたが、上位者だけでなく、基礎から頑張る子たちも、しっかり育て、伸ばします。1学期の評定が「3」と「2」だけであっても2学期にトータルで「5」上げた子もいますし、残念ながら評定が上がらなくとも、各高校の制度をフルに活用し、学校側とも折衝して、希望をかなえた子がたくさんいます。

 スタート以来大好評の夏期講習説明会を、このあと以下の日程で実施致します。

◇夏期講習説明会

6月28日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜
  
7月2日(水)  14時00分〜

7月5日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)  14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の「真の国語」を、動画でわかりやすく解説しています!
https://www.youtube.com/watch?v=H5M3zCbT1SU

国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
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夏期講習2025言問学舎・改訂版東京都内の高校入試の仕組みについて

2025年06月24日

 昨年7月に「東京都内の高校入試の仕組みについて」を発表しておりますが、先日来お伝えしております通り、来春から都立高校の「分割募集」が廃止となりますので、一部を改訂し、最新版としてお知らせ申し上げる次第です。 

 高校受験の際の内申点は、東京都では2学期(2期制は後期の中間テスト後)の通知表の評定が、基本的にそのまま使われています。それがどのように生かされるのか、ということについて、現在の中学生と保護者の皆様のために、改めてそのあらましをお話し致します。

 高校受験でどのような方向に進むかと考える時、まず大別して、都立を受けるか私立を受けるか、そこからプランニングがはじまります。国立や高専、その他都立の専門課程などもありますが、多くの人が選ぶ道を考える時、まずは都立/私立と大きな二つの区分から、というのが常道という意味においてです。

 さて、「私立か都立か」という問題にふれる時、東京都内では昨年からはじまった私立高校通学者に対しての無償化のことを、避けて通ることはできません。私立高校の授業料相当分(最大48万4千円)を東京都が支援する制度です。ただ、すでに多くの報道で指摘されていますが、補助が出るのは授業料分だけですから、入学金や施設費等々で(学校によりますが)ほかに数十万円の出費が必要になることは、押さえておく必要があります。とはいえ、このことはやはり受験生の出願状況に大きな影響を及ぼし、2015年ごろには全日制全体で1.5倍程度だった倍率が、2025年には1.27倍にまで下がりました。またやはり2015年ごろには軒並み1.7倍を超えていた1000点満点750点以上の学校でも、1.5倍を下回るところが散見されるようになっています。

 この倍率に加え、男女合同選抜の問題など、語るべきことはたくさんありますが、本稿ではまず入試の仕組みについて、お話しします。

 都立高校入試は、内申点+入試点の1000点満点で判定されます。厳密には、これに英語のスピーキングテスト20点を加えた1020点満点ですが、スピーキングテストは判定のための換算後、「20点、16点、12点、8点、4点、0点」となり、普通に勉強して臨めば、最難関校なら20点か16点、中堅校でも16点〜8点くらいの分布になると思われますので、差がついても4点か8点くらいのことで、大きな問題になるとは思われません。

 それより大事なのは内申点、すなわち通知表の評定です。たとえば合格の目安が750点/1000点の高校を受ける人が、オール4の評定だと、内申点は240点になります。この場合入試点で必要なのは510点になりますが、実際の500点満点だと365点が必要です。しかしオール4に、主要5科、実技4科で1つずつ5が加わると、内申点が253点となり、入試で必要な得点は355点に下がります。たかが10点と侮ってはいけません。都立高共通問題の平均点はだいたい300点を少し超えるくらい、1教科平均60点超というところですが、それだけにある程度勉強すれば平均点を超えた5科320点くらいまでは到達できますが、そこから先で10点、20点と得点を伸ばすのは、容易なことではありません(素内申が9科40を超える人は、400点を超えたところのプラス10点、と読み換えてください)。内申を4上げたら、20点分に相当します。まず、都立高校を第一志望とする人は、このように内申点のウエイトが大きいことをご承知下さい。

 以上が2025年入試までの「一次・分割前期」についての解説です。そして2026年入試から、「分割後期」入試がなくなります。二度の機会が一度に減るという意味では大きな変化ですが、今まで述べた仕組みが都立高受験の基本であり、これまでも「分割後期」に大きなウェイトがかかっていたわけではありません。

 では、私立第一志望の場合、内申点はどうなるのか。実は、これも多くの場合で大きなウェイトを占めます。2月10日からの「一般入試」は、国・数・英の3科の入試の点数だけで合否が決まりますが、その形でだけ受験をするというのは、危険です。多くの私立高校が「併願優遇」を実施していて、その場合と「単願推薦」を受ける場合、やはり内申点が基準となるからです。推薦がない、または基準が高くて取れない難関校を受ける場合でも、本命の本番の時に全力を出し切るためには、「併願優遇」で万一の場合の進学先を確保しておいて、本命にチャレンジするのが手堅い受験戦略だからです。

 また国立高校も、学校によって基準は各種分かれていますが、何らかの形で内申点(調査書点)が必要です。つまり、第一志望合格のために万全の策を選択し、実行するためには、ほとんどの人が内申点を必要とするのです。

 言問学舎の夏期講習は、まずはこの3年2学期の内申を上げること、そしてその後の高校受験を成功させること、そのために万全の体制を組んでいます。夏期講習説明会は、以下の日程です。また事前予約制で個別相談、かつ無料体験授業にも対応致します。ぜひお早めにご相談下さい。

また夏期講習説明会は、このあと以下の日程で実施致します。

◇夏期講習説明会

6月25日(水)  14時00分〜

6月28日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜
  
7月2日(水)   14時00分〜

7月5日(土)   10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

7月9日(水)   14時00分〜

7月12日(土)  10時15分〜 / 13時00分〜 / 17時00分〜

※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。

 説明会日程以外の日にも、個別相談をお受け致しております。無料体験授業も随時参加可能です。お気軽にメール・電話でご相談下さい。なお、生徒全員の学習環境を保持する考えから、マスクが苦手でない方にはひきつづき塾内でのマスク着用をお願いしております(入塾後の授業時についてのお願いです)。

 多くの方のご来塾をお待ち致しております。大学受験生(総合選抜を含む)も、夏休み前から動くことがきわめて重要。小学生から高校生まで、幅広い層の方をお待ち致しております。


◇電話番号は以下の通りです。 
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
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