
編著者、すなわち言問学舎舎主小田原漂情の昔からの友人ですが、国語・文学を深く学び、長く教育現場で国語を教えている人から、以下のコメントを送ってもらいました。
・本文に即した、わかりやすい注釈、
・主人公李徴の葛藤・煩悶・後悔と言った内面に的を絞り
その読解に、抜き出しから、自ら考えて記述させる応用へと
しだいに読みを深めていく構成、
・解答を別冊にせず、設問の2ページ後に模範解答がある使いやすさ、
・作品自体を深く読み味わった後、自身の生き方を考えさせる流れ、
……などによって、かなり充実した読書体験になるようです
音読もまた、中島作品の根底には漢文の素養があることを考えれば、その音律を味わう手助けになるかもしれません<注 QRコードから音読映像をかんたんに視聴できます>
内容のある名作短編をじっくり味わうことは、大長編を読み終えた達成感とはまた違った
良さがあるでしょうね。一つを、かなりの深度に達するまで読解することは、他のさまざまな作品や
自身の人生体験を考える際に応用でき、大いに参考になることでしょう
国語の専門家ならではの視点でありますが、そのまま高校生を中心とする若い年代の方々への、『スーパー読解「山月記」』の道案内になると思われますので、紹介させていただきます。
一学期は間もなく終わりますが(「山月記」を勉強した高校生の方たちの多くは、そのまま試験休みになっているかも知れませんが)、テスト対策という面だけでなく、中島敦の「山月記」をもっと深く勉強したいとお考えの高校生の方のための授業も、言問学舎の高校2年生の夏期講習には組み込まれています。高校生であれば、3年生でも1年生でも、「山月記」の授業を受講していただくことが可能です。
夏期講習説明会の夏休み前の日程をご紹介致します。個別相談もお受け致しております。
◇夏期講習説明会ご案内
7月15日(火) 11時00分〜 / 14時00分〜
7月17日(木) 11時00分〜 / 14時00分〜
※所要時間は各回とも50分程度を予定しています。予約不要、当日飛び込み参加可ですが、全体説明後の個別相談は予約を含む先着順となります。
◇電話番号は以下の通りです。
03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
メールはフォームよりお願いします。
言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=c2OdlIl8T44
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