ひろく一般のみなさまへ

言問学舎から一般の方へのお知らせです。
最近の記事

立原道造の「のちのおもひに」を朗読しました!

2015年07月27日

 6月2日から7月16日まで、YouTubeでの「詩の朗読」は高村光太郎『智恵子抄』の15作品を公開し、みなさまにご好評を頂戴しました。光太郎作品についてはいったんひと区切りとさせていただきましたが、25日土曜日に、「夏休み特集」第1弾として、立原道造の「のちのおもひに」を朗読、公開しました。

 立原道造は詩誌『四季』の同人で、東大の建築学科に学び、辰野金吾賞を3年連続で受賞した秀才でした。文学においては、浅間山麓の軽井沢や信濃追分で室生犀星や堀辰雄と親しみ、うつくしい詩作品を書きましたが、満24歳の若さで昭和14年(1939年)に世を去っています。彼の卒業設計「浅間山麓に位する芸術家コロニイの建築群」とは、軽井沢、追分ぐらしのなかで構想されたものでしょう(「村ぐらし」という初期詩作品もあります)。

 私個人のことで言えば、夏目漱石や志賀直哉、武者小路実篤といった作家たち、村光太郎、そして石川啄木や島木赤彦などの短歌も、その作品を読むことの足がかりは、中学、高校の先生方に導かれてできたものでしたが、光太郎作品の力に魅せられて、高校の図書室や帰りがけの書店で詩の世界にのめりこんで行った過程の中で、立原道造とめぐり合ったのであり、思い入れは深いものがあります。

 そして大学時代の4年間と卒業後の3年間、場所はやや離れますが八ヶ岳山麓に深く親しむ中で、立原の高原のイメージはそのまま自分自身の青春の姿と重なりました。

 夏期講習中で時間の制約が大きいため、不定期であまり多くの作品を読むことはできませんが、夏休み中、詩の朗読では、立原道造の作品を手がけてみたいと思います。

のちのおもひに https://www.youtube.com/watch?v=uw7inbAy1w8&feature=youtu.be

◇電話番号は以下の通りです。 
 03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
 メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be

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実りある夏休みの過ごし方〜夏期講習一週間のご報告とあわせて

2015年07月24日

 月曜日から夏期講習をはじめて、あっという間に金曜日。早くも一週間が終ろうとしています。塾としては大変活気のある夏休みですが、お子さんたち一人一人の夏休みの過ごし方について、すこしお話しさせていただきたいと思います。

 この夏から新しく入った塾生で、毎日早い時間から自習に来ている子がいます(中3生/本人リクエストによるプロフィール=美人なNさん)。過去の例から推しても、こういう子は伸びます。また、「宿題は7月中に終らせる」と、張り切っている子もいます。これは大事なことですね。

 親御さんたちの側からすると、毎年夏休みのおわりごろになって、宿題で大変な思いをする、という方が、多くおられると思います。心理的に言っても、7月中はまだ休みの先が長く、希望と余裕がありますから、何をするにも気分が乗って、勉強もはかどります。8月上旬になると、「まだだいぶ先があるからいいか」と甘えの気持ちが出はじめ、お盆を過ぎると焦りに変わり、最後は開き直りになってしまいます。

 宿題だけではありません。特に受験生の場合、与えられた宿題をこなすだけでは、学力は伸びませんから、自らすすんで、先を見すえた勉強をする必要がありますが、8月に入って宿題に追われはじめると、どちらも「やらされ感」が強くなり、効率も、吸収力も下がってしまいます。7月中に宿題を終える、というのは、それだけ夏休み全体が有益なものとなる、最良の方策なのです。意気込みだけにおわらないようフォローするのは、周りにいる大人の役目なのかも知れません。

 また小学生は、「読書感想文」が大きな難題であるケースも多いでしょう。これは、「楽しく読んで、すっきり書く」ことが大切です。「すっきり書く」ためには、漫然と書くのでなく、書くためのポイントをきちんと整理することが大事。2段式の「読書感想文シート」で、心に残った部分を書き出し、そこに思ったことを加えてゆくことで、まとまった感想文が書けるようになります。ひとり、小学3年生の生徒は、昨日までの3日間で感想文の9割を書き終えました。あとは仕上げだけですが、この子はこうして書くことで、ぐんぐん国語の力を伸ばして来ました。

 「読書感想文シート」は無料で差し上げておりますので、関心のある方は、お気軽にメールでお申し込み下さい。感想文指導を中心とした夏期講習ご参加も、随時受付しております。

 大学受験の国語では、夏期講習で「文語文法の総仕上げ」を行ないます。小田原漂情専任講座が、あと33コマ(現・古・漢合計)実施予定です。はじめての方は、2コマを無料体験授業とした上で、任意の講座数で受講していただくことができます。

 中学生は、8月上旬からはじまる「U期」が無料で受けられます。高校受験へのチャレンジも、2年生、1年生の学力強化も、スタートしたばかりです。

 これからの夏休みを有意義に過ごしたい方、過ごさせたい保護者の方は、ぜひお早めにご相談下さい。

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20日から夏期講習スタート!今後の申し込みも可能です/言問学舎

2015年07月18日

 1学期が終了し、今日または明日から夏休みというお子さんが多いと思います。言問学舎では、20日から夏期講習がスタートしますが、全学年、このあとの講習お申し込みのご相談にも、対応致します。

 今から夏期講習に参加となると、「途中からになって不利ではないか」と心配の方もおられるかも知れませんが、言問学舎では、その心配は無用です。なぜなら、ふだんの授業の時から、少人数制で、「一人一人にあわせたきめ細かい指導」を実施しているため、いつ入っても、そのお子さんの合った内容で綿密に指導しますから、「途中から」でも、デメリットは全くないのです。

 7月の終りから講習に参加して、都立校受験で大成功した中3生もいます(現高校2年生)。小学生の読書感想文に関しては、今からのご相談が、ちょうどよいタイミングでしょう。その他、どのような内容でも誠心誠意お応えしますので、これから夏期講習を、とお考えの方は、お気軽にご相談下さい。

 夏期講習中は、毎週日曜日と、8月11日〜15日を休みとさせていただきます。その他の日は講習中ですが、お問い合わせに対応致します(授業中は短時間の応対とさせていただく場合がありますので、ご了承下さい)。

 なお、6月、7月とYouTube上で発表してまいりました「詩の朗読」は、今週発表した以下の2篇で、いったん一区切りとさせていただきます。高村光太郎『智恵子抄』についても「第1部 完」とし、夏休み中は不定期で、ちがう内容のものをご紹介させていただきます。

梟の族  https://www.youtube.com/watch?v=gV-gd-iV2so&feature=youtu.be
人類の泉 https://www.youtube.com/watch?v=U8Lpxn4poTo

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夏期講習はこのあとも受け付け致します〜文京区の言問学舎

2015年07月12日

 今日はこのまま梅雨明けになるのかと思われる、よく晴れた暑い一日となりました。おかげさまで言問学舎では、土・日4週間連続で夏期講習説明会を実施し、好評裡に説明会期間を終えることができました。当サイトでも長い期間にわたってお騒がせ致しましたことに、お詫びとお礼を申し上げる次第です。

 夏期講習そのものにつきましては、今後も7月18日(土)までの各日において、随時個別に対応させていただきます。現在、夏期講習をおさがしの方は、どうぞご遠慮なくご相談下さい。
 
特に、以下のような方々のニーズに、全力でお応えさせていただきます。

・大学、高校、中学受験に、今から全力で取り組みたい。または、態勢の見直しをしたい。
・国語力を身につけたい。
・基礎学力を定着させたい・
・読書感想文を、ただおざなりに書くのでなく、実になる勉強としてしっかりやらせたい。

 最後の読書感想文につきましては、例年好評の「読書感想文シートの無料送付サービス」も、ひきつづき実施します。ご遠方で、言問学舎までお出でになることのできない方は、お気軽にメールでご連絡下さい。

 言問学舎までお子さんがお出でになれる方は、ぜひ夏期講習で、きちんと読書感想文を書くことに、チャレンジさせてみて下さい。単に規定量の感想文が書き上がるだけでなく、そのことを通して、国語の読解の基礎の力が、しっかり身につきます。夏休みの貴重な機会を、ぜひ「国語の勉強」と「読書感想文が書き上がる」ことの一石二鳥の効果を得て、生かし切って下さい。

 お問い合わせ、ご相談は、電話またはメールで、言問学舎舎主・小田原漂情までお願いします。

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今週は「狂奔する牛」、「人に(遊びぢやない)」をアップしました!

2015年07月09日

 子どもたちの夏休み、塾では夏期講習が近づいて、一日一日が慌ただしく過ぎて行きます。6月2日からはじめたYouTubeでの「詩の朗読(現在は高村光太郎『智恵子抄』の作品を読んでいます)」は、6月15日から、毎週月曜、火曜に1篇ずつを朗読、掲載して、ただいま13篇を公開中となっております。

 今週、6日月曜日には「狂奔する牛」を、7日火曜日には「人に(遊びぢやない)」を、それぞれ公開しました。

 「狂奔する牛」は、「猛獣篇」という詩群を生し、自らの獣性に苦しみ悩んだ光太郎が、その懊悩を清めてくれた智恵子の前に、あからさまに獣性をさらし、上高地の天地(詩中の言葉では「人跡たえた神苑」「神々しい山上」)の中で浄化させた、率直な詩作品です(書かれたのは大正14年=1925年で、結婚後十年以上を経ています)。

狂奔する牛  https://www.youtube.com/watch?v=qbds0QJZ4KM

「人に(遊びぢやない)」は、上高地での婚約から結婚に至る日々の間に書かれ、智恵子との愛の交歓の時間を「遊びぢやない、暇つぶしぢやない」、「充ちあふれた我等の余儀ない命である」とうたいます。「人に(いやなんです)」の時と異なり、智恵子との愛が人間本来の命のかがやきであり、「刻々の生を一ぱいに歩むのだ」と高らかに宣言している作品です。

人に(遊びぢやない)https://www.youtube.com/watch?v=3VA9F8HiRPc&feature=youtu.b

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ご好評につき、最終日曜の説明会を1回追加します!/言問学舎

2015年07月08日

 一昨日から昨日にかけて、言問学舎では七夕の短冊をみんなで書き、飾りつけをしました。13年のうち、一度だけできない年がありましたが、その翌年、子どもたちから「先生、今年も七夕の飾りつけやらないの?」との声が上がり、前年の一度をのぞいて、以後ずっとつづけて来ているものです。

 子どもたちの書く願いごとで、いちばん多いのはやはり「受験で合格できるように」という内容のものです。わたしは、子どもたちのその願いをかなえるべく、「自身の健康」を願いとして、短冊に書きました。

 さて、七夕の飾りは昨日のことでしたが、言問学舎では来春の受験のため、またより長い将来に向けての勉強のために、この夏休みから新たに塾の仲間となってくれるお子さんたちを、ひきつづきお待ちしております。今年の夏期講習は「土・日説明会」を中心にご案内してまいりましたが、今週末、11日(土)と12日(日)が、土・日としては最終週に当たっております。

 おかげさまで夏期講習説明会は大変ご好評をいただいておりますので、土・日最終日である12日(日)に、回数を1回増やすことと致しました。追加分を含めた開催時間は、以下の通りになります。

 日 時 7月11日(土) 10:30〜  13:30〜  の2回
  
     7月12日(日) 13:30〜  15:30〜  の2回

 学年、目標にかかわらず、夏期講習に関するご相談はすべて承ります。また、上記日時でご都合の合わない方は、一度お気軽にご相談下さい。なお、当コラム(本サイト)で6月、7月と、学年・対象ごとの特徴などご紹介しておりますので、ご覧いただきました上、ぜひ説明会にお出で下さい。

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中学生の夏期講習はT期が半額、もしくはU期が無料となります!/言問学舎

2015年07月04日

 7月最初の土曜・日曜。昨日は関東地方でも雨が激しく降りました。あと何回、強い雨が降れば、梅雨明けとなるのでしょうか。

 公立中学校の期末テストは終りましたが、高校生と私立・都立等の中高一貫校の方たちは、今ちょうど期末テストの真っ最中でしょうか。とくに来春受験のみなさんは、この夏休み、大きく力を伸ばす絶好の勝負どきです。

 さて、これまで言問学舎の夏期講習は、無料体験授業を期末テスト対策に充てるよう、ご案内してまいりました。指導方針として、中間・期末対策には徹底して力を注いでおり、中間で学年2位、文・理系別1位を取った高校2年生を筆頭に、結果を出しているのですが、期末が終れば、次は夏期講習に全力投球です。

 中学生の夏期講習は、T期・U期・V期の3期制となっております。このうち、通常の無料体験授業の適用により、T期を半額、もしくはU期を無料にすることができます。もちろん、夏休み前の授業を無料体験授業として、講習はすべて真剣勝負とすることも可能です。詳細はご相談下さい。

 中学生の夏期講習は、日ごろ手をつけにくい「復習」に力点を置き、基礎力を底上げして、しっかり学力を伸ばすことのできる講習です。かつ、通期での学年別の時間単価(1コマ60分あたりの講習費)が3年1150円(全63コマ)、2年1214円(全42コマ)、1年1400円(全30コマ)という、大変リーズナブルな講習です。9月以降本入会の場合は、通年塾生と講習費が同額になる差額返金制度(入会金と相殺)もあります。

 高校生および小学生(中学受験クラスを除く)は、時間単価×受講時数制ですから、所定の無料体験授業を、どのタイミングでも組み合わせることができます。

 夏期講習説明会は今日、明日と第3週を実施し、土・日実施は来週まであります。平日のご相談も随時受け付けしております。ぜひお早めにご相談下さい。

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昨日(6月30日)、高村光太郎の「人に(いやなんです)」をアップしました!

2015年07月01日

 週のはじめにYouTubeに投稿している「詩の朗読」で、先月初めから高村光太郎の『智恵子抄』の作品をご紹介しており、今週月曜日には「報告(智恵子に)」を発表した旨を、お知らせ致しました。そして昨日、6月30日火曜日には、「人に(いやなんです)」をつづけて発表致しました。

 そのことをWeb上の報告記事でお知らせした際、「次回からは光太郎と智恵子の初期の相聞の作をご紹介します」と申し上げましたが、この作品は、その中でももっとも直截的に、光太郎が智恵子の郷里での縁談に関して自らの思いを吐露した作品として知られています。

https://www.youtube.com/watch?v=T5RYHpbC8H8 「人に(いやなんです)」
 
 この作品からはじまったと思われる、「人」(智恵子を指します)に対して率直に呼びかける「〇〇です」という語りかけの口調について、それが詩人のやさしすぎる口調というように、感じる人もいるようです。またそのために、高村光太郎という詩人・彫刻家の人となりを、あやまって受けとることも、ないとは言えないでしょう。

 そのあたりの事情に対して申すべきことを、一篇ごとの詩作品に対する添え書きで、すべて伝えることはできません。しかし、「猛獣篇」という詩群を著し、自らの身中に宿る獣性を智恵子によって清められたと独白する詩人高村光太郎の肖像を過不足なく伝えるために、こうして光太郎の詩を朗読し、わたくしが受けとめている解釈のあり方をご紹介することは、高村光太郎の詩によって青春期のしるべを手にした立場の者が、微小なりともお返しすべき、詩人の魂への報恩なのだと考えます。

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本日は高村光太郎の「報告(智恵子に)」をアップしました!

2015年06月29日

 週のはじめにYouTubeに投稿している「詩の朗読」で、本日は高村光太郎の「報告(智恵子に)」を発表しました。

 この作品は、第二次世界大戦終了(敗戦)後の、昭和22年(1947年)6月の作品です。「あなたが身ぶるひする程いやがつてゐた/あの傍若無人のがさつな階級が/とにかく存在しないことになりました。」と、日本社会の変革を亡き智恵子に報告しているのですが、その変革は他力によるもので、智恵子が命をかけて望んだ「自力の」変化でないことを、恥じています。

 智恵子は古いしきたりや因習にとらわれない「まことの自由」を求めましたが、それをゆるさない社会、周囲の「鉄の囲(かこひ)」や諸々の要因が、智恵子を「此世の意識の外に逐(お)」ったのだと言います。

 こうした内容からも、智恵子という人の生き方、人間性がうかがわれますし、そんな智恵子であったればこそ、光太郎が自身の生涯の最後まで、彼女を思い、ともに生きたのだと気づかせてくれる作品です。

報告(智恵子に)https://www.youtube.com/watch?v=hGBq03VKXvE
 
 次回(予定は明日)より、光太郎と智恵子の相聞の初期の頃を知ることのできる作品を読んでみたいと思います。


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大学受験、国語をあきらめていませんか?夏期講習なら間に合います<言問学舎>

2015年06月27日

 まもなく7月。指折り数えると、センター試験までの残り期間は正味半年あまりとなっています。センター試験、また私大一般入試、国公立の二次試験とも、「国語、特に現代文は、勉強のしようがない」と考え、国語で点をかせぐことを、あきらめていませんか?

 そんなことはありません。きちんと勉強しさえすれば、国語はむしろ大崩れせず、安定して8割、9割の得点がねらえる科目です。

 その大まかな(Web上でお話しできる)方法は、すでに公開済みとなっています。「センター試験 国語 言問学舎」で、検索してみて下さい。<センター試験対策・国語の鉄則>、<入試の国語で9割とる秘訣>などが、該当する記事です。それらをお読みいただき、実行して下されば、国語の試験問題の解き方は十分理解していただくことができ、得点も上がることでしょう。

 もちろん、国語、特に現代文は「勉強して身につけるべき事項(数学の解法や英語の文法のようなこと)」が少ない反面、出題のもととなる文章は多岐に渡り、求められる思考力も幅広いものがありますから、短期間ですぐ結果を出すことは、難しいかも知れません。

 そして、やはり生の授業で直接お教えすることが、読解力、得点力を伸ばす上で大きなウェイトを占めています。東京都文京区、南北線東大前駅のすぐ近くにある言問学舎に通っていただくことが可能な方は、ぜひこの夏期講習から、志望大学への合格のために、国語の勉強をされるよう、おすすめ致します。

 「生の授業」で大きな効果があるということには、次の3つのポイントがあります。

@一人一人の現在の思考をベースに、その人が「わかる」ように教えられるから。

A対面での「生のやりとり」で、次々に理解の手がかりを作れるから。

B音韻=言葉のひびきを知ってもらい、文章の「読み方」を知ってもらえるから。

 ほかにも、文章のテーマに関連する知識や思考の枠組みを教えられるとか、現代文・古文・漢文の横断的な「国語の本質」を教えられるなど、メリットは数多くありますが、根本的には@〜Bが言問学舎の特出した国語指導の特色であり、多くの受験生が好結果を出している原動力なのです。

 ちなみに、数字にあらわれた実績の一部をご紹介します。センター試験では、一年間きちんと勉強した受験生は大半がプレまたは過去問で9割程度、本番で8割〜8割5分を取っています。私大一般入試で本番推定9割もよくありますし、東大二次の国語では理系で50点という例もあります。中学時代から国語の点が良かった生徒ではありますが、高1から言問学舎に通い、1年次のセンター(本番と同じもの)で190点超というつわものもいます。

 もちろん、1回限りのセンターでは失敗した人もいますが、みんな「言問学舎で国語が本当にわかった、できるようになった」と言ってくれます。そして「入試対策」だけでなく、大学進学後も役に立つ国語の力を(志望学部にあわせて)、受験勉強を通して培ってもらう、それが言問学舎の国語指導です。

 国語で苦戦している人はまとまった得点力をつけるため、得意な方はさらに得点力を磨き、深く国語の本質を学ぶために、どうぞ言問学舎をご利用下さい。無料体験授業を120分、受けていただくことができます。夏期講習説明会はただいま第2週、明日6月28日(日)、13時30分から開催します。ぜひお出かけ下さい。


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忙しい中学生、学力はいつ上げる?それは夏休みです!夏期講習説明会<第2週>ご案内

2015年06月24日

 本日、6月24日水曜日は、文京第六中学校の期末試験2日目です。昨日は、ふだん中学生の授業のない火曜日ですが、午後2時から生徒たちが集まって、数学の特訓をして帰りました。今日は同じく午後2時から国語の期末対策、いったん家に帰って、夜7時20分から、社会の期末対策授業です。

 来週から期末テストの他の中学の生徒たちも、すでに通常授業で期末対策をすすめており、来週は同じように、最後の特訓に入ります。

 子どもたちの様子を見ていると、部活や行事など学校の日常が忙しく、かつ学校の授業時間も十分とは言えないので、「復習」をする時間が取りにくくなっており、基本を定着させることがむずかしい様子が、見てとれます。この、多くの中学生にとってもっとも大切な「復習」と「基本の定着」を図るのには、夏休みがベストのタイミングです。

 言問学舎の夏期講習は、1時間あたり1,150円〜1,400円とリーズナブルな費用設定で、一週間の無料体験授業も受けられます。この無料体験授業は、各学校の期末対策にも充てられます。お早目にご相談下さい。

 また今週末、27日(土)・28日(日)が、夏期講習説明会<第2週>となっています。
詳細は以下のリンクからご覧下さい。
http://blog7.kotogaku.co.jp/article/144299930.html
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今週は村光太郎の「同棲同類」、「裸形」をアップしました!

2015年06月23日

 今月2日からYouTubeで高村光太郎の詩の朗読をはじめました。目下のところ、『智恵子抄』の作品を、3週目からは月曜日、火曜日に1作ずつ、アップしています。

 昨日、22日月曜日には、昭和3年(1928年)8月に書かれた「同棲同類」を読みました。智恵子が元気なころ、アトリエの中で、自分は粘土で造型をし、智恵子が「トンカラ機を織る」午後の様子をえがいており、「同棲同類」とは、アトリエに棲みついている鼠や、雀、カマキリに蜘蛛と言った小さな生き物、そしておそらく無生物である手拭や郵便物、時計、鉄瓶、芙蓉といったものまでもが、世間から隔絶した空間の中でひっそりと生きているさまを、あらわしたものでしょう。そこを「子午線上の大火団」=太陽が「まつさかさまにがつと照らす」結びの1行は、光太郎詩ならではの力を感じさせます。

 「裸形」は、「元素智恵子」とあわせて昭和24年(1949年)10月に発表された6作品のうちの一つであり、智恵子没後10年以上を経てなお、「智恵子の裸形をわたくしは恋ふ。」とうたい出します。しかしただなつかしく「恋ふ」のでないことは、「元素智恵子」の際にも述べた通りで、「わたくしの手でもう一度/あの造型を生むことは/自然の定めた約束であり」、「智恵子の裸形をこの世にのこして/わたくしはやがて天然の素中に帰らう」と結んだこの詩の通りに、4年後の昭和28年(1953年)に、光太郎が自ら制作した十和田湖畔の「裸婦像」が除幕されます。そして昭和31年(1956年)4月に、光太郎自身も「天然の素中に帰」ったのです。

 今週アップした2作品とも、光太郎と智恵子の生活、そして愛の実相をよく伝える作品と思います。お目通しいただければ幸いです。

同棲同類   https://www.youtube.com/watch?v=PmUce4rUlZ4

裸形(らぎやう)https://www.youtube.com/watch?v=M_gEmeCGW-c

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「夏休み、また感想文が憂うつだわ〜」という保護者のみなさまへ

2015年06月22日

 子どもたちの大好きな夏休みのはじまりまで、もう残り1ヶ月を切りました。子どもたちにとっては楽しいばかりの夏休みですが、保護者のみなさまにとっては、いろいろと大変なこともありますね。宿題、とりわけ読書感想文が、毎年悩みのタネであるご家庭も、多いことでしょう。

 言問学舎としては、多くのみなさまのお役に立てるよう、これまでに毎年、「読書感想文の書き方」を掲載してまいりました。マイベストプロ東京「小田原漂情」の「人気のコラムTOP5」2位の「小学生の親御さん必見!『だれでもできる読書感想文の書き方 そのB本文の書き出しまで』」から「次のコラム」「関連するコラム」でA@をあわせて見ていただくか、マイベストプロのサイト内検索で「読書感想文」と検索していただくことで、ご覧いただけます。

 また、題材と感じたことを整理して、感想文の組み立てを考える「読書感想文シート」を無料でお分けしています。メールでお申込み下さい。昨年も何人かの方からお申込みがあり、お送りしております。

 さて、近年、雑誌や新聞などで、夏休みのたびに「宿題請け負い」が記事になっています。需要と供給という観点からは、全くの否定はしませんが、お子さんの勉強・成長の機会という点から見たとき、いかがなものでしょうか。

 ことに読書感想文は、@(場合によっては貴重な)読書の機会であること A筋道立てて考え、書くこと B(子どもにとっては)困難な仕事をやりとげること の3つの意味で、(きちんと取り組み、やりとげれば)大変有意義な学習なのです。しかし、形骸的に「やって出すだけ」になっていて、学校でも「書き方の指導」をする機会も少ないため、多くのご家庭にとって「悩みのタネ」になってしまうのでしょう。

 これは、とてももったいないことではないでしょうか。Web上での「書き方」、またメールでお送りする「シート」は、直接言問学舎へお出でになることのできない方々のために、広い意味での教育事業(サービス)として実施しているものですが、夏休みに言問学舎へ通える地域の方々は、ぜひ夏期講習に参加していただき、生の授業で読書感想文の指導を受けることを、お考え下さい。

 そのことで得られるメリットは、おもに次の通りです。
T.きちんとした読書感想文が書きあがる(学校提出用のものを書き上げます)。
U.一冊の本を読み、筋道立てて文章をまとめる経験が得られる。
V.T、Uを通して、国語の本質的な力が身につく。

 T、Uは夏期講習の読書感想文の講習だけで完結します。Vはその後も継続的に学習できることが望ましいですが、夏期講習だけでも一定以上の経験となることであり、国語に対する取り組み方は、十分変わることでしょう。

 そして、「夏期講習、読書感想文だけ」、受講していただくことも可能です(国語のみの場合は、「国語専科」となります)。夏期講習説明会は今週末が第2週です。まずは夏期講習説明会にご参加いただき、実りある夏休みの学習をご計画下さい。

http://blog7.kotogaku.co.jp/article/144299930.html 夏期講習説明会<第2週>のご案内


◇電話番号は以下の通りです。 
 03‐5805‐7817 舎主・小田原漂情までお願いします。
 メールはフォームよりお願いします。

言問学舎の生のすがたは、こちらの動画からもご覧いただけます!
http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be

国語の勉強をお手伝いする国語専門サイト・国語力.com
http://www.kokugoryoku.com
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「夏休みの勉強、どうしよう?」〜夏期講習説明会<第1週>は20日・21日実施です!

2015年06月18日

 梅雨らしい雨ふりの昨日、今日となりました。かねてご案内致しております2015・言問学舎の夏期講習説明会<第1週>は、20日(土)・21日(日)の実施です。実施時間を、再度お知らせ申し上げます。

◇言問学舎 2015夏期講習説明会<第1週>

日 時 6月20日(土) 10:30〜
  
    6月21日(日) 13:30〜  

    ※21日(日)は午後、ご希望の時間にも対応致します。ご予約下さい。

 なお、夏期講習説明会と題しておりますが、中・高生の期末テスト対策のご相談、夏期講習に限らずひろく国語全般のご相談も、承ります。

 まずは説明会にご参加下さい。当日飛び込み参加もOKです。

◇電話番号・メールアドレスは以下の通りです。        
 03‐5805‐7817  
E-mail toiawase@kotogaku.co.jp
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ひきつづき、村光太郎の「元素智恵子」をアップしました!

2015年06月17日

 高村光太郎と智恵子(旧姓長沼)は、大正3年(1914年)12月に結婚します。住んだのは、駒込林町(現在の文京区千駄木5丁目)にあるアトリエで、智恵子は2階の一室に機織り機を置き、「トンカラ機を織る」生活をしていました(「同棲同類)。

 その智恵子は、昭和6年(1931年)ごろから精神を病み、転地、入院ののち(この入院生活であの美しい紙絵が生まれました)、昭和13年(1938年)10月5日に、粟粒性肺結核のために世を去ります。すでにご紹介した「レモン哀歌」で、「あなたの咽喉に嵐はあるが」と表現されているのは、この肺結核によるものです。また「梅酒」では、「七年の狂気は死んで終つた」の一行もみられます。

 さて、「元素智恵子」は、昭和24年(1949年)10月に書かれ、先にご紹介した「案内」などの計6篇が『智恵子抄その後』として、『新女苑』25年1月号に発表されました。この作品が書かれた時点で、智恵子没後11年が経過しています。

 「元素」とは、化学の領域の「元素記号」であらわされる「元素」のことです。この頃に至って、光太郎における智恵子の存在は、故人でも、なつかしい存在でもなく、肉体はなくなったが、元素に帰して身の回りに実存し、毎日を共に生きている、そんな存在となったのだと言います。

 旺文社文庫『高村光太郎詩集』(北川太一編)の「元素智恵子」の脚注には、このことを語った光太郎の言葉が引かれています。何よりも雄弁な資料ですから、引用させていただきます。

 <この詩に触れて、作者は語る。「ありゃあ本当ですね。智恵子を思い出すのなんのっていうんじゃなくて、体の中にちゃんといるわけですね。その形でいるんじゃない、ちゃんと元素になっているんです。ひょっと何かやろうとすれば一緒に働いているわけで、そういうことは僕は本当だと思うんですよ。」(昭和28年対談「芸術と生活」)>

 このことは、『智恵子抄』、また光太郎と智恵子のことを知る上で、とても重要なポイントであると思います。この「元素智恵子」の朗読を、昨日YouTubeにアップしましたので、ご報告させていただきます。

元素智恵子 https://www.youtube.com/watch?v=WJr1Oy8Q4DY 

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本日は高村光太郎の「樹下の二人」をアップしました!

2015年06月15日

 高村光太郎の大正12年(1923年)3月の作品に、高校生の教科書にもよく収載されている「樹下の二人」があります。智恵子の実家の二本松(当時は福島県安達郡油井村漆原)で、松の木の根かたに二人で座って阿多多羅山(安達太良山)や阿武隈川のパノラマを眺める姿、その中で、智恵子の「女人の無限」をたたえた魅力が語られます。旺文社文庫『高村光太郎詩集』(北川太一編)の脚注に掲載されている「自注」を引用してみましょう。

 「(智恵子は)長く実家に滞在してゐたが、丁度叢文閣から『続ロダンの言葉』が出て印税を入手したので、私はそれを旅費にして珍しく智恵子を田舎の実家に訪ねた。智恵子は大よろこびで二本松界隈を案内した。二人は飯坂温泉の奥の穴原温泉に行つて泊つたり、近くの安達が原の鬼の棲家といふ巨石の遺物などを見てまはつた。或日、実家の裏山の松林を散歩してそこの崖に腰をおろし、パノラマのやうな見晴しをながめた。水田をへだてて酒造りである実家の酒倉の白い壁が見え、右に『嶽(だけ)』と通称せられる阿多多羅山が見え、前方はるかに安達が原を越えて阿武隈川がきらりと見えた。」

 脚注によると、穴原温泉に泊ったり、『続ロダンの言葉』が出版されたりしたのは大正9年のことであると言いますが、「詩に冬のはじめの野山の景色があらわれることなどからも、ここには幾度かの訪問の印象が重複しているのであろう」と北川氏はまとめています。

 年譜によると、この前後数年間は智恵子の健康状態が比較的よかったとのことであり、光太郎と智恵子の稀有なる愛の様子がよくわかる作品です。本日はこの『樹下の二人』を朗読して、YouTubeにアップしました。お目通しいただければ幸いです。

樹下の二人  https://www.youtube.com/watch?v=mm8ST6bIClc

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高校生の期末テスト対策事前勉強会『山月記』&『舞姫』と国語なんでも相談会

2015年06月11日

 いよいよ関東地方も梅雨入りしました。毎年ご案内することですが、高校生は中間テストが終ってからひと月ほどですぐ期末テストと、慌ただしいのが1学期の特徴です。しかも2年生は、かなり読みごたえのある『山月記』を勉強する学校が、多いことと思います。

 読みごたえ、という点で言えば、全編が文語で書かれている森鷗外の『舞姫』が、3年生の課題ですね。こちらは、読んで意味をとるだけで、ひと苦労ではないでしょうか。

 いずれも、「国語力.com」上に、読解の骨格と、細部の読み取りについてみなさんのお手伝いをする記事を掲載しており、好評をいただいておりますが、中間テストの際にもご案内した通り、今回も無料体験授業として期末対策になる特別授業を実施致します。

 実施要領は以下の通りです。ご不明な点はお気軽におたずね下さい。

日 程:6月13日(土)13:00〜14:30 『舞姫』

            14:40〜16:10 『山月記』

定 員:『舞姫』5名/『山月記』3名 ※『山月記』は在塾生出席のため

費 用:「国語力.com」を事前に読んで来た方は無料(規程の無料体験扱い)
    ※該当作品も、全文読んで来て下さい

申込方法 電話またはメールでお申し込み下さい。

◇また当日11:00より、生徒・保護者いずれも参加可の、「国語なんでも相談会」を開催致します。国語の勉強の仕方、わからないこと、受験や将来における生かし方など、どんなことでもご相談に乗ります。一般的な教育相談もお受けします。内容にご不明な点、確認したいことなどありましたら、事前にお気軽におたずね下さい。保護者の方だけ、生徒だけ、いずれの形でも参加できます。電話・メールにてお申し込み下さい。

※当日ご参加になれない方は、『山月記』、『舞姫』とも「国語力.com」で勉強なさって下さい。『舞姫』は『レモン哀歌』の次、『山月記』は『舞姫』の次から2ページ目にわたって掲載してあります。

http://www.kokugoryoku.com/modern/ 国語力.com 国語教室 近代

◇電話番号は以下の通りです。 
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ひきつづき、村光太郎の「あどけない話」、および「案内」をアップしました!

2015年06月09日

 昨日につづいて、YouTubeでの「詩の朗読」のご案内をさせていただきます。「詩」というものが、作者の意図するところ、感じたことなどを、その特殊な形式でなければ言いあらわせない凝縮された表現として有しているがゆえに、きちんと理解することで国語を深く学ぶことが可能だということは、かねてお伝えしておりますが、実際に音声、音韻の上でお伝えすることを、意図しております。

 また、わたくし自身が村光太郎と智恵子のことを学びはじめたのは、中学から高校にかけてのことであり、40年近い年月が経過しています。しかし詩の持つ力は、今でもはじめて読んだ時と変わらない感激を、読むたびに与えてくれますし、ことば=韻律の持つ力を少しでも多くの方にお伝えしたい、そのように考えてのことであります。

 今回は、「案内」という作品で、光太郎が戦後岩手県花巻近郊(現在は市内)で山中の一人暮らしをした山小屋のことに触れました。文京区内に位置する旧駒込林町(現在は千駄木5丁目)のアトリエ跡は、言問学舎からも比較的近いため、なじみが深いのですが、花巻近郊の「村山荘(村光太郎記念館)」も、20代、30代に一度ずつたずねた、なつかしい場所です。「左が北上山系、右が奥羽国境山脈、・・・金華山沖といふことでせう。」という眺望も、まなうらに浮かんで来るようです。

 次回からは当面、週初の月、火に一作ずつの朗読を、掲載して行きたいと考えております。「朗読の仕方は詩の解釈に基づく」ことを、初回に申し上げましたが、その意味でのご指摘、ご提言、また「この作品を読んで欲しい」というリクエストなどもありましたら、メールにて、積極的にお伝えいただければ幸甚に存じます。

あどけない話 https://www.youtube.com/watch?v=z_MecXSOebw
案内     https://www.youtube.com/watch?v=ND2lyGz9YNw&feature=youtu.be

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YouTubeでの詩の朗読は、本日、「梅酒」をアップしました。

2015年06月08日

 今月2日から、「音読」を柱とした言問学舎の国語教育についてより広く知っていただき、また日本近代のすばらしい詩作品を新たな読者の方々に知っていただくことをもめざして、YouTube上に「詩の朗読」の投稿をはじめました。

 本日は、村光太郎の『智恵子抄』から「松庵寺」と「梅酒」、2篇の朗読を、公開しました。

 「梅酒」は昭和15年(1940年)3月、智恵子の死の1年5か月後の発表であり、そして「松庵寺」は昭和20年(1945年)10月5日、智恵子の満7年の命日の法事を営んだ際の様子と思いを書いた作品です。

 このあと、「元素智恵子」など、光太郎における智恵子のありよう(もしくは光太郎の生き方)を伝える作品にも挑んでいきたいと考えておりますが、死後何年を経ても、光太郎が智恵子のことをずっと思っていた、智恵子とともに生きていたのだということが、この2作品からもうかがわれることと思います。

「松庵寺」は、言問学舎教室内の反響の問題について考慮しておりましたが、そのままYouTube掲載を続行することと致しました。「梅酒」「松庵寺」とも、以下のURLよりご覧いただければ幸いです。

「梅酒」  https://www.youtube.com/watch?v=zlscOa4Ds_c 
「松庵寺」 https://www.youtube.com/watch?v=KLY3uf9m5yE

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http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be

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大学受験も動きどき!月謝制・少人数制のメリットを目一杯生かして下さい!

2015年06月07日

 高校3年生のみなさんは、中間テストが終り、結果も出そろった頃ですね。指定校推薦や公募推薦などに用いる「評定平均」にかかわるテストも、残すところ1学期末の1回だけ。1学期も残り半分で、夏休みともなれば、もはや受験一色にならざるを得ませんね。

 もちろん、「夏休みから」では、遅いです。まだ予備校や塾で本格的な勉強をはじめていない方は、今こそ考えどき、動きどきです。国語を例にとれば、夏休み前に文語文法の復習をしてから、夏期講習ではきちんと文章を読むこと、そして問題演習にとりかかることができます。

 英語でも、ここに至るまでの多岐にわたる文法事項の理解度をチェックして、夏休み、そして入試本番までの戦略を立て、自分自身で取り組む単語マスターの方向性も決めるなど、夏休み前の1ヶ月が、大きな違いを生むことでしょう。

 国語では、森鷗外の『舞姫』を学校で勉強していれば、期末対策としてしっかりお教えします。また、AO、公募推薦等をお考えの方も、いきなりエントリーシートの書き方から取り組むのではなく、志望大学・学部の勉強内容と、そのために高校の段階で身に着けておくべき基本的な学力、思考力、表現力の学習には、やはり「夏休み前の1ヶ月」が、大きくものを言います。

 言問学舎の大学受験指導は、原則1対3までの少人数制(国語を除き、またほとんどの場合1対2まで)で、個別指導とほぼ同じ条件の授業が、リーズナブルな月謝制でご利用いただけます。また夏期講習は時間単価×受講時数の単価&単科制なので、希望する領域だけを選択して申し込むことも可能です。

◇単価&単科制の例 

国語/古文のみ10時間 漢文のみ7時間 文語文文法5時間 和歌5時間 評論のうち経済系7時間、文化系5時間 など

英語/文法10時間 長文10時間 仮定法5時間 発音・アクセント5時間 英作文10時間 など

数学/微分・積分10時間 ベクトル7時間 数T・A12時間 など 

※時間数は例であり、増減が可能です。数学はVへの対応も可能です。もちろん、一括申し込み(1科21コマが標準)で、相談の上カリキュラムを組むこともできます。

 センター試験まであと7カ月強。やり直しのきかないこの時期に、国語のエキスパートである舎主と力量のある講師陣が、親身に、本気で指導に当たる言問学舎で、大事な大学受験への一歩を踏み出してみませんか。

 本年度より、大学生の国語・文学系の試験対策授業も承ります。対応できる領域に限りがありますので、まずはご相談下さい。


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http://www.youtube.com/watch?v=9d_nMZpDjbY&feature=youtu.be

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